「タイアップがつかない」新田恵海AV騒動であわや1億2,000万円損失の可能性も?
4月5日に「週刊アサヒ芸能」(徳間書店)が報じ、ネットでも拡散して大騒ぎなのがアニメ『ラブライブ!』などで人気の声優・新田恵海と思われる人物が出ているAV作品。ダウンロードやDVDの再発が決まるなど、メーカーやエッチな好事家は笑いが止まらないといったところか。
他方で、新田本人のみならず、大ダメージを受けている人ももちろんいる。
「彼女の所属事務所『S』と、レコードレーベルの『ブシロードミュージック』ですよね」(声優雑誌ライター)
では、具体的にはどれくらいのものかというと……。
「『ラブライブ!』の主人公の声ということで、ソロ活動で2nd、3rd、4thシングルにアニメ作品のタイアップが付きました。CD不況といわれる中でも、タイアップ効果で常に売り上げ1万枚ほどをキープしているから立派です」(レコード会社スタッフ)
タイアップが付くのと付かないのとでは、宣伝効果がまるで違うのは、ご存じの通り。
「しかし、今回の報道で、売れる枚数も2,000~3,000枚ほどは変わるでしょう。今までの彼女が歌っていたアニメ曲は小学生から大学生がメインユーザー。つまり健全性を求めますから、事務所が否定しているとはいえ『AV出演疑惑』のある彼女を今後、テーマ曲に起用するメリットなんてないでしょう。そうなると限定盤と通常盤がありますが、おおよそ1,500円のCDが3,000枚減だと450万円のダメージかと」(同)
もっと深刻なのが、ライブとグッズであると、声優事務所関係者は言う。
「いまやアーティストもそうですが、音源の売り上げよりもライブのチケットやグッズの販売、そしてDVDの方が重要です」
6月には約5,000席のパシフィコ横浜、7月には神戸で2,500人ほどの会場でそれぞれライブが予定されている。だが、騒動直後、一時は最悪の事態も想定されたという。それが上記ライブの中止である。
「本人の精神的ダメージやネットへの殺害予告の書き込みまで出たので、事務所幹部たちの中では『ライブやる?』『今年はやめておいたほうがよいのでは?』という話まで出たそうです。仮に2カ所のライブが万が一中止になった場合の損失ですが、チケットだけで5,700万円ほど。当日の物販や事前受注を合わせて、グッズは3,000万円くらいの損失を想定。さらにライブを収録したBlu-rayで3,000万円くらいでしょうか」(同)
ここまでの数字をザッと合わせると、1億2,000万円以上!!!
「結局、ライブは決行のようなので、そこまではないと思います。しかし、コンサートチケットの先行販売分が、やはり当初の計画よりニブいそうで、ダメージは少なくないですね」(代理店関係者)
このまま何事もなく、すべて無事にいくことを願いたい。
(白猫)