「世界から鏡が消えない限り」終わらない! 毛穴イジリは禁断の悦び、「毛穴と女」座談会 【後編】
にゃすぱー ニキビがひどかった頃、親に「顔に髪の毛が当たってるからニキビになるんだ」って言われたけど、髪の毛が当たってもニキビにならない人はならないし、当たっても当たらなくても、ニキビができる人はできるんだよ! って思ってました。
石徹白 タバコ吸ってても肌キレイな人はいますもんね。
にゃすぱー ニキビで病院行くと「ちゃんとした食生活してますか?」って聞かれますよね。
櫻田 いや、チョコばっかり食べて生きてても、肌がキレイな人は綺麗。食べなくても、ニキビができる人はできる! もちろん、悪いのはわかっているけど、根本原因じゃない。だから「お前の努力が足りないからだ」的に指摘されると、すっごいイラッとする。
にゃすぱー 顔を刺激しないように髪の毛を結びなさいっ!とか言われても、私は屈しないっ! 絶対負けない!
■私たちが毛穴と戦う理由
――みなさん……何と戦ってらっしゃるんですか?
櫻田 うーん……自分、かな。醜形恐怖っぽかった時、自分の外見は全て鼻の毛穴、みたいな感覚がありました。そんな、汚毛穴が人格化したようなネガティブな自分と、毛穴をキレイにしたいというポジティブな自分との戦い。
石徹白 私は戦うとかより、とにかく治さなければ! という気持ちがすごく強かったですね。以前、3年間何しても取れないブラックヘッド(頭部分が黒くなった角栓)があって、結局病院に行きました。医師でも苦闘の末取れた3年越しのブラックヘッドは、まるで「ひき肉」。角栓のことを「ゴマ」ってよく言うけど、そんなカワイイもんじゃない、「ひき肉」です。
にゃすぱー 私は角栓だけでなく皮脂とも戦ってましたね。あぶらとり紙の研究もしましたが、フィルムタイプを愛用してました。常に大量に消費していたので、服のポケットや、部屋の隅から使用済みのフィルムが出て来たり。こないだは喪服のポケットから使用済みのフィルムが出てきたと、親から言われました。
櫻田 1枚じゃ取り切れないんですよねぇ。
#これは櫻田の画像ですが、これは少ない方。にゃすぱー 学生の頃はニキビと戦ってましたが、社会人になってニキビは治り、より毛穴に気持ちが向かってしまって、現在は角栓抜きというエンドレスな毛穴との戦いになっています。
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