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ディーン・フジオカ、国内初主演ドラマ決定も……「なぜ連ドラじゃないの?」とファン悲鳴!

2016/04/02 15:00
ディーン・フジオカ公式サイトより

 NHK連続テレビ小説『あさが来た』での五代友厚役でブレークした、国際派俳優ディーン・フジオカが、NHK特集ドラマ『喧騒の街、静かな海』で、国内ドラマでは初の主演を務めることが決まった。

 制作は4月に行われるが、現時点で放送日、全何話になるかはまったくの未定。NHK特集ドラマは1~3話程度でオンエアされることが多いため、女性ファンからは「特集ドラマじゃなく、連続ドラマにして!」「どうして連ドラじゃないの?」との悲鳴が上がっているという。


 ディーンは『あさが来た』では1月22日が最後の出演となり、“五代ロス”なる現象を生んだ。1月期には、深田恭子主演『ダメな私に恋してください』(TBS系)に準主役で出演。朝ドラのときとはまるで違う役どころで、深田の恋の相手となる“ドS上司”役を演じた。同ドラマも終了し、ファンは“ディーン・ロス”状態だ。

 『喧騒の街、静かな海』の原案は、写真家・藤原新也氏の短編で、30数年ぶりの父子の再会を描いた人間ドラマ。

 主演のディーンはカメラマンの役を務める。大阪の夜の街角で、行き場のない少女たちの受け皿になろうと声かけのボランティアを続け、“地回り先生”と呼ばれる精神科医(寺尾聰)に、「あなたの活動を取材させてほしい」と素性を隠して近付く。実はこのカメラマンは、精神科医の実の息子だった。30数年前に家族がバラバラになり、残された精神科医の妻は、誰にも看取られず亡くなった。父子の再会は、父にとっては亡き妻、息子にとっては亡き母へのしょく罪の旅の始まり。行き場のない孤独を抱える1人の少女と向き合いながら、父子は自分たちの人生を生き直そうとする……というストーリーだ。

 そのほかの出演者は、和田正人、市川由衣、久保田紗友、中村ゆり、水橋研二、三倉茉奈、キムラ緑子ら。脚本は田中晶子氏、演出は『あさが来た』の西谷真一氏が担当する。

 ファンとしては、放送日が未定であるあたり、なんとももどかしいところ。台湾では、7月に公開予定の映画『風雲高手』に出演することが決まっているが、国内でも早くディーンの演技が見られることをファンは待ち望んでいるようだ。3月30日には、オンライン限定で、1stアルバム『CYCLE』を発売開始。多彩な才能を披露しているディーンだけに、旬を逃さないうちに、積極的に国内映画、ドラマに出演した方がいいと思われるが……。
(森田英雄)

最終更新:2016/04/02 15:00
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