「白石麻衣は、実は老け顔」美容整形Dr.高須幹弥が明かす、女が老けて見える原因とは?
大島さんは目が大きいし面長でもないから一見童顔なんだけど、えらと頬骨が張っているので、その間がくぼんで頬がこけているように見えてしまいます。それと、最近シワが増えてきましたよね。彼女はクオーターで白人の血が入っているので、日本人より皮膚が薄くてシワができやすいんじゃないかと思います。笑ったときにしっかり出るエクボもシワのように見えて、現在27歳ですが、プラス1歳くらいは老けて見えてしまいます。
白石さんは適度な凹凸があって、鼻も高くて、大人っぽい非常に整った顔立ちということもありますが、やっぱり皮膚が薄そうなんですよ。笑うと法令線がくっきりできるし、細かいシワが見えることもあります。生まれつきもあるだろうけれど、アイドルだからスタイルを保つためにダイエットを頑張ったことで、より皮膚が薄くなっちゃったのかもしれないですね。皮膚は痩せることでも薄くなりますから。まだ23歳なのに、2歳くらい老けて見えます。
よく「若いときに老け顔だと、年を取ってから若く見える」と言われますが、あれは9割ウソです。先ほども述べたように、若く見える顔っていうのは、子どものように丸顔でのっぺりした顔。誰しも成長するにつれて面長になり、凹凸ができると考えると、もともと童顔の人の方が、もともと老け顔の人よりも、若く見えるはず。芸能人だと、安達祐実さんとか永作博美さんとか、YUKIさんとか、もともと童顔の人って30代40代になっても若く見えるでしょ。逆に工藤静香さんや山本モナさん、梨花さん、梅宮アンナさんみたいにもともと老け顔の人は、年を取るとさらに老けてみえますよね。「若いうち老け顔だと、年を取ってから若く見える」というのは、老け顔の人を慰めるためのセリフだと思います。
ただ、頬はシャープな人の方がたるみやすいので、老け顔の人でも、エラや頬骨が張っている人は、それがストッパーになって顔のたるみが生じにくいというメリットがあります。片桐はいりさんとか光浦靖子さんとか、たるんでないですよね。だから、この都市伝説も1割は“本当”といえます。
■老け顔対策は脱ダイエットと美容整形
日本人はのっぺりした顔立ちが多いから、若さという面だけでみれば得なんです。だから、老け顔になりたくなければ、痩せすぎないことも1つ。今の女性は細ければ細いほどいいと思っている人が多いけれど、男性の多くはカリッカリに痩せているよりも少しぽっちゃりしている方を好みます。本能的に元気な赤ちゃんを産んでくれる女性を選ぶし、エッチの時も抱き心地のいい方がいいじゃない(笑)。でも、もともとの骨格で老け顔に悩んでいるなら、美容整形で頬やエラの骨を削ったり、ヒアルロン酸や脂肪注入で法令線を薄くしたりすることもできますよ。
高須幹弥(たかす・みきや)
美容外科「高須クリニック」名古屋院・院長。オールマイティーに美容外科治療を担当し、全国から患者が集まる。美容整形について真摯につづられたブログが好評。
・公式ブログ