『暗殺教室~卒業編~』今年度No.1ヒットも、嵐・二宮和也は「語るほどやってない」!?
Hey!Say!JUMP・山田涼介が主演を務める映画『暗殺教室~卒業編~』が3月25日に公開され、本年度のオープニング興行成績ナンバーワンのロケットスタートを切った。前作で謎の生物・殺せんせーの声優を務めた嵐・二宮和也が、史上最強の殺し屋「死神」として出演していることでも注目を集めているだけに、最終興行収入の「30億円突破」が確実視されているという。
同作は「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載されていた、漫画家・松井優征氏による人気漫画。昨年3月に公開された映画第1弾は、初週成績が動員35万900人、興収4億1078万8,100円で、最終興収は27.7億円を記録。そして待望の続編となる今作は全国319スクリーンで公開され、オープニング2日間で54万4,641人を動員し、興収6億3919万3,900円と、前作を上回るほどの勢いを見せている。
今回は“生身の姿”でも出演している二宮だが、昨年12月に撮影現場の模様が情報番組などで解禁された際には、2011年公開の映画『GANTZ』以来、「5年ぶりにアクションに挑戦している」などと伝えられた。二宮がパーソナリティを務めるラジオ番組『BAY STORM』(bayfm、3月27日放送)では、こうして大々的に「5年ぶりのアクションシーン」と取り上げられたことに関し、
「昔にね、アクションシーンで名を馳せたアクション俳優でもない俺が、『5年ぶりのアクションシーン』みたいなこと書かれても……(笑)。どうしたらいいの? みたいな感じですよ、ホントに」
と、困惑したことを吐露。「もう恥ずかしくてしょうがない、あれ。なんとかしてくんないかなと思う、毎回」とこぼしていた。また、インタビュー取材でも「5年ぶりにアクションシーン挑戦されたそうですけど、いかがでしたか?」などと質問されるそうで、
「ただ、語るほどアクションやってないから。ね? 何にも言えないワケ、別に。『いやぁ……。うん。いや、楽しかったですね』。(話すことが)ないワケよ。ホントなんとかしてくれないかなと思うよね。もう、普通のこと聞いてくれりゃいいのにさ」
と、取材陣への愚痴をこぼしていた。自身のアクションシーンを見た感想については、
「もうスゴイよ、俺のアクションシーン。真っ暗でほとんどわかんない(笑)。何やってんのか、全然わかんないの、真っ暗で。何これ。何やって……。俺もそのアクションの手順とかも、もう全然覚えてないから。もう記憶もそんなないから、“何やってんだ、これ”みたいな感じのアクションシーンですよ。5年ぶり、ぜひ注目してもらいたいですね。俺のアクション。いや、もうホントに。度肝を抜く、アクションシーンに仕上がってるんで」
と、照れ隠しのように振り返り、実際の撮影では次の日に筋肉痛がくるほど、達成感があったことも明かしていた。
また、26日に行われた映画の公開記念イベントでは、山田が二宮の自宅で「しゃぶしゃぶパーティー」をしたことを告白。その際振る舞われた肉の値段について「298円でした」と暴露されてしまった二宮だが、映画第1弾と今回の完結編を経て、それほど気の許せる仲になったということなのだろう。
そんな山田&二宮の共演作の動員はどれほど伸びるのか、今後の動向にも注目が集まる。