「簡単には仲良くなれない」「○○の話はタブー」、3年間かけてわかったママ友・パパ友の作り方
ママ友ができる前に、オレはネットで子どもの遊び場を調べたり、児童館のイベントをマメにチェックしたり、子育て情報を持ってたんですよ。たまに幼稚園にココを迎えに行き、ほかのママたちと立ち話する際に、「今度こういうイベントあるみたいよ」とか「あそこはかなり遊べるよ」と情報提供していたんです。それは今でも続いてる。別に上から目線で教えているわけじゃなく、実際に行ってみての感想だから喜ばれたと思うし、当初思っていた「ママ友を作って、情報ゲット!」という必要はなくなったんです。
じゃあ、ママ友がいてよかったことはなにかといえば、ココが土日に「だれそれちゃんと遊びたい!」と言い出したときに、「明日時間あるなら、どこそこ行かない?」と気軽に連絡できる人がいることかな。自分と子どもだけだったら、煮詰まっちゃうときがあるし、そういうときに誰かいるといいですよね。でもここまで来るのに、幼稚園の3年間をフルに使いましたよ、LINEでやりとりできるようになったのも最近ですから。
4月から子どもが遊園するママで、ママ友がほしい人は、クラス役員をやった方がいい。ママたちのまとめ役になるので、必然的に連絡が取りやすくなる。園の行事の報告しながら、「週末にどこそこ行きましょう」といったやりとりも自然にできます。オレもココが年長になった今年、1年間役員をやりましたが、報告・連絡がきっかけでLINEを交換したママが何人かいます。
それと子育て情報を自分で収集するのも手です。オレは同じ場所に遊びに行くのがイヤなんですよ、モチベーション下がる。どうせ子どもと遊びに行くなら、オレも楽しみたいわけ。だから、毎週のように新しい遊び場をネットで調べて、出かけてるんです。だからフットワークは相当軽い。でも、土日は近所の公園という人も多い。そんなママたちに「この前、どこそこ行ったら5時間くらいは遊べた」と具体的な感想をいうと、それだけで会話が成立します。結局、ママ友との会話の内容は子どもの話がメインというか、子どもの話しかしないですから。
逆にタブーは、どれだけ仲良くなっても、お金にまつわる話。家賃や旅行で泊まったホテル、子ども服の値段など。仕事内容も具体的には聞かない方がいいです。相手が仕事について話すのを聞いている分にはオッケーだけど、「どんな仕事?」と質問しない方が無難かも。ま、オレは知り合った人がどんな仕事してるのか、気になるから聞いちゃうけど。とにかく自慢に聞こえるような会話はしない方がいいですよ。
それとパパたちは、絶対にパパ飲み会はやった方がいいです。職場関係の飲み会ではしないような話題がバンバン出てきて、かなり面白い! マジでおすすめ。オレはココが小学校に入っても、こんな感じでママたちと付き合って行くつもりで。新米ママ・パパたちもあまり気負わずに、気軽に付き合ってみてくださいよ。