「カトパンはなぜ女性アンチが多いの?」Dr.高須幹弥が、女子アナっぽい顔を分析!
【第9回】「高須センセイ、女子アナっぽい顔ってなんでしょう?」
“ぽっちゃりキャラ”や“干物女キャラ”など、異色の女子アナが人気を集める中、旧来の女子アナイメージを忠実に保ち、“フジテレビの顔”といわれる加藤綾子アナ。5月からフリーに転身し、さらなる活躍が期待されているが、その一方で、「したたかそう」「男に媚びている」と女性にはすこぶる評判が悪いのも事実。「好きな女子アナ」「嫌いな女子アナ」双方のランキング上位にも名を連ねているあたり、良くも悪くもTHE・女子アナなのかも? 「高須クリニック」名古屋院・院長の高須幹弥先生、カトパンって女子アナっぽい顔なの? どうして女性にアンチが多いの?
■カトパンはドンピシャな“女子アナ顔”!?
加藤綾子さんは小顔でパーツの位置関係もよく、全体的にバランスの整った美人の部類なんですが、面長だし、若干パーツが顔の中心によってるし、正面からみると鼻の穴がちょっと見えるし、肌も浅黒いという欠点が見られます。ただ、クセのある顔ではないし、パーツ一つひとつに極端な特徴があるわけでもないから、万人ウケする顔ですね。
アナウンサーってお茶の間に出るから、化粧も派手なのはNGで薄くないといけないし、イヤミのある顔でもダメ。釣り目とかアゴが長いとか鷲鼻とか、極端なマイナスのない“みんなに愛される顔”じゃなきゃいけないんです。特に年配の方は、派手なメイクやパーツに強い個性がある顔を好まない傾向がありますからね。その辺、加藤さんは元の顔が可愛いから、ギャルのように派手なメイクで顔を作らなくても整っているし、幅広い年代に愛されるアナウンサー向きの顔だと思いますよ。ただ、女性からはそんなにウケる顔とはいえないですね。もちろん加藤さんのような顔を「可愛い」と思う人もいるでしょうけれど、「あこがれる」という人は少ないと思います。
■男女で好みが二分するカトパン顔
今の女の子たちがあこがれるのは、佐々木希さんや北川景子さん、沢尻エリカさんのような、目が大きくて、面長ではないけれど顎先だけキュッとした小顔で色白な顔なんです。女性は基本的に二重の幅や鼻の形などパーツにこだわるから、例えば佐々木さんなら広い二重、北川さんならスーッと通った鼻すじといった特徴的なパーツを持つ芸能人があこがれの対象になります。実際に僕のところへ整形に来る患者さんでも、「誰々みたいになりたい」と特徴的なパーツのある芸能人を挙げる人が多い。でも、女子アナの名前は一度も耳にしたことがありません。今の若い女性は目は大きければ大きいほど可愛いと思い込んでいるから、目に特徴のない加藤さんのような女子アナ顔にはあこがれないんでしょうね。
逆に男性は、パーツ一つひとつをあまり細かく見ていなくて、全体的なバランスを重視するところがあります。「なんとなく可愛くて性格がよければいい」っていうような、パーツにこだわらない男性がほとんど。そういう面から考えても、加藤さんは男性と女性で評価が分かれる顔ですね。