深田恭子『ダメ恋』、平均9.5%で終了! 「ディーンロス」「ダサカワ服」旋風も“2ケタ割れ”
15日、深田恭子主演の連続ドラマ『ダメな私に恋してください』(TBS系)の最終話にあたる第10話が放送され、視聴率が10.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)だったことがわかった。初回9.0%と1ケタスタートで、その後第5話まで8~9%台で推移していただが、第6話で10.1%と初の2ケタを獲得。続く第7話は9.6%、第8話が最高の10.3%、第9話9.7%と、後半若干視聴率が微増したが、全話平均視聴率は9.5%という2ケタ割れの結果になった。
「最終話ということで、ディーンフジオカ演じるドSの喫茶店マスター・黒沢歩が見られなくなることを悲しむ女性ファンが続出。『主任ロス』という言葉がTwitterのトレンドに入るなど、大きな話題を呼びました。これはNHKの連続テレビ小説『あさが来た』で、ディーン演じる五代友厚が死去した際の『五代ロス』に続く、2度目の“ディーンロス”。現在ディーンがどれほど人気なのかがわかる出来事ですね」(芸能ライター)
「ショックで会社に行けない」「これから何を希望に生きればいいの?」と、ファンが嘆くなど、ちょっとした社会現象を引き起こした「五代ロス」。そのため、傷心のディーンファンが『ダメ恋』に流れることが予想されていたものの、視聴率は1ケタのまま。その後2ケタを記録したが、世間のブームに数字が追いついていない印象だった。
「『ダメ恋』は深キョンの再ブレークにも貢献しました。深キョン演じる柴田ミチコは、30歳独身の貢ぎ体質というダメ女で、服装もちょっとダサい。そんなところが男性視聴者はもちろん、女性視聴者からも『可愛い!』『ダメ恋は深キョンの可愛さを見るためのドラマ』と大絶賛されていました」(同)
ドラマで深田が身につけていた洋服やイヤリングなども、飛ぶように売れているようで、ネットでは深田の衣装がまとめられたサイトも登場。すぐに売り切れになってしまうアイテムもあるという。
「ディーン人気、深キョンの再ブレーク、ダサカワ服の流行など、多くの話題を提供してくれた『ダメ恋』ですが、視聴率低迷の原因の1つは、『深キョンがダメ女に見えなかったから』だといわれています。確かに、深キョンの服装をみんなが欲しがるほど、視聴者の女性からあこがれを持たれているわけですし、ダメ女とは正反対ですよね。また、“胸きゅん”シーン盛りだくさんのラブコメというのが、視聴者層をかなり限定してしまったのかもしれません」(同)
「人気だけど、数字は持ってない」といわれかねない状況の深田とディーン。次のドラマではぜひ高視聴率を獲得してもらいたいところだが……。