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サイゾーウーマン世論調査

「磯野家は浮世離れしてる」「工藤新一を見たい」そろそろ終了してほしいご長寿アニメランキング

2016/03/21 15:00

 昔に比べて年々枠は減少し、ゴールデンタイムで目にする機会も少なくなってしまったテレビアニメ。少子化、製作費削減、視聴率の低迷とアニメには厳しい時代だが、中には数十年にわたって放送されている国民的アニメも存在する。今回は、「もうそろそろ終わってもいいなと思うご長寿アニメは?」を100名に調査した(Sagooooワークス調べ/調査地域:全国/調査対象:男女年齢不問/有効回答数:100)。

『サザエさん』(フジテレビ系)公式サイトより

 23票を獲得して首位になったのは、国民的アニメ『サザエさん』(フジテレビ系)。1969年に放送が始まり、今年で47年目を迎える現役最年長のアニメはやはり存在感が圧倒的。視聴率も安定して2ケタを記録し、視聴率ランキングでは、ほぼ毎週アニメランキングでトップと、低迷するフジテレビの中で孤軍奮闘の活躍だ。そんな『サザエさん』だが、終わってもいいと思われているその理由は、

「よい番組だとは思いますが、時代背景などが合わなくなってきてきるから」(60代/女性/専業主婦)
「時代背景が追い付かなくなっていると思います。まる子ちゃんのように昭和の後半設定ならまだいいですが、どうも現在進行形にみえます。何か設定がよくわからなくなっています」(40代/女性/契約派遣社員)
「あれっ? 最近見た話ではとよく思います。オチがわかってしまいます。時代背景も取り上げる題材も古すぎて、今の小学生はちゃぶ台なんて知らないと思います。ちゃぶ台をいまの子どもに説明する時に、サザエさんに出てくるテーブルという説明方法は使えるとは思いますが」(30代/女性/専業主婦)

と、現代の設定に無理があるとの声が上がった。また、「原作者の方も亡くなって久しく、声優の方も高齢の方が多くなっており、時代設定も現代と大きく異なっていて、この先続けるのも無理があるように思うので」(20代/女性/学生)、「声優さんが変わると違和感があるので、そうなってしまう前に終わってもよいと思います」(50代/男性/会社員)、「声優さんもだんだんと交代しているし、現代の生活様式にはそぐわない部分も見られるので」(30代/男性/自営業(個人事業主)など、声優の高齢化を理由にそろそろ終了を考えてもいいとの意見も多いようだ。

 そして21票を獲得して『サザエさん』を僅差で下回り2位になったのは『名探偵コナン』(日本テレビ系)。原作漫画は88巻を刊行、アニメも20年目に突入し、去年公開した19作目の映画は興行収入44.7億円のシリーズ歴代トップと、ここにきてなお勢いを増すという快挙を達成したのだが、終了を望む声は多いようだ。

「なぜなら、多くの人が結末を見たいと思っているし、自分自身もそう思うから」(20代/男性/学生)
「終わるとしたら残念なのですが、結末が知りたいという思いもあります」(30代/男性/契約派遣社員)
「この中のアニメ番組で一番終わり方が気になるアニメ番組だし、そろそろ最終回が見たい」(20代/男性/自由業・フリーランス)

と、皆結末を知りたいという、ポジティブな意味で終わってほしいとの声が。ほかには「毎回の謎解きをする場面がワンパターンで飽きてきた。面白いのですが、パターン化してきて、もうそろそろいいんじゃないかなと思います」(40代/女性/パートアルバイト)、「長すぎてそろそろネタもなくなってくるだろうし、新一の元の姿が見たいから」(20代/女性/専業主婦)と、ネタ切れを指摘する声も少なくない。

 3位は16票を獲得した『クレヨンしんちゃん』(テレビ朝日系)。24年目に突入したゴールデンタイム放送アニメの1つだが、「子どもができて見せたくない、見せないようにするアニメだから終わってもかまわないと思う」(30代/女性/専業主婦)、「クレヨンしんちゃんは面白いが、子どもにとって下品な内容も含まれているから」(20代/女性/学生)、「下品だし、あまり面白くないし、子どもにとっていい影響を与えかねないアニメだと思うからです」(20代/女性/学生)と、子どもに見せたくないため、終わってほしいと思われているようだ。

 そして4位は11票を獲得した『ドラえもん』(テレビ朝日系)。今年で37年目に入った『サザエさん』に次ぐ長寿番組で、2005年にはキャストの一新という大改革も行われた同作には、「ちょっと飽きてきたのと、やっぱり声が前の声じゃないとドラえもんらしくない」(20代/女性/契約派遣社員)、「声優が変わった時から見なくなったので、終わってもよかったアニメです」(20代/女性/契約派遣社員)、「ドラえもんの声優が変わってしまい、なんとなく違和感を覚えているから」(60代/女性/専業主婦)と、やはりドラえもん=大山のぶ代という印象は、声優の交替後10年以上たった今も色濃く残っているようだ。

 5位には、最近アニメ好きの女性にも人気の『忍たま乱太郎』(NHK系)、6位に昨年23年ぶりの劇場版が公開された『ちびまる子ちゃん』(フジテレビ系)、7位に登場キャラ1,768点でギネス世界記録にも認定された『アンパンマン』(日本テレビ系)が続いた。

 今回取り上げた長寿アニメは、いずれも近年に記録を更新したり、人気を上げたりと、衰え知らずの活躍を見せている作品だらけ。このようにご長寿アニメが頑張っているからこそ、日本にアニメ文化が根付いたとも考えられる。この先もできることなら長く続けてほしいものだが、果たしてこの中で最初に最終回を迎えるアニメは何になるのだろうか?

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