“ゲス不倫”グラドル、騒動後もモテ本熟読! 私生活の様子に漂う「気配」
下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!
江角マキコの最後のレギュラー番組『私の何がイケないの?』(TBS系)が終了した。これでレギュラーゼロ。ママ友いじめ騒動でミソを付けた江角だが、ここまで追い詰められてしまうとは。ベッキーにしても、イメージ商売の芸能界で生き残るのは苛酷だ。
第306回(3/10~15発売号より)
1位「宮沢磨由 またやる気!『男を落とす“恋の技”』書写で勉強中」(「女性自身」3月29日・4月4日合併号)
2位「木村拓哉実家が『Googleマップ』に載っていた!」(「週刊女性」3月29日号)
3位「櫻井翔 可愛がるテレビ局勤務の妹婚約で官僚パパの胸の内は?」(「週刊女性」3月29日号)
世の中的にはすっかり“終わった人”となった宮崎謙介元議員。そう、育休宣言し、妻の出産間近に不倫相手を自宅に連れ込んだ通称“ゲス議員”だ。
そんなオワコン議員の関連記事を掲載している「女性自身」だが、「自身」がターゲットにしたのはなぜか宮崎元議員本人ではなく、不倫相手のグラドル・宮沢磨由だった。騒動から1カ月、彼女は今何をしているのか。記事には宮沢の近況が描かれているのだが、これがなかなか面白い。
まずは近所住民から聞き込みをし、コンビニで女性週刊誌を立ち読みしている様子や、やたら周りを警戒していることを聞き込む「自身」。さらに本人の姿をキャッチするや、カフェに入った宮沢の一挙手一投足を実況中継風に記事にしている。
宮沢がカフェでやっていたこと。それは読書だった。まずは美輪明宏が女性の品格を教え説くという『乙女の教室』(集英社)。相手の立場に立って大きな視点を持てば反省が上手になる、などという内容らしいが、宮沢はこれを熱心に読むだけでなく、うなずいてはメモを取っていたらしい。
美輪本だけではない。その後には銀座ホステス作家・蝶々さんによる“いかに自分を演出して男にモテるか”という『男をトリコにする 「恋セオリー39」』(徳間書店)なる本をこれまた真剣に読みふけり、ノートに“男をトリコにする方法”を書き写していたという。その間なんと4時間!
“恋のお勉強”に熱心な様子の宮沢を「自身」は「『またやる気』満々」となどと記し、揶揄と皮肉に満ちあふれた文章で見事に表現したのだ。