ジャスティン・ビーバーの公式グッズに、「小学3年生でも間違わないような」スペルミス!
昨年11月13日に、約3年ぶりとなるニューアルバム『パーパス』をリリースしたジャスティン・ビーバー。タイトル名を、「目的」という意味の「パーパス(purpose)」にしたのは、「ボクはしばらくの間、目的を見失っていた。でも、また見つけた」からだそうで、「自分には生きる目的がないと感じている人、目的がわからない人、目的を失ったと感じている人に伝えたい。目的は必ず見つかるんだよって」という使命感を抱きながらアルバムを制作したと告白している。
そんな『パーパス』は全米アルバムチャートで第1位を取り、世界的な大ヒットに。全米ビルボード総合シングルチャートHot100に、収録曲17曲がランクインして「ビートルズが保持していた記録を51年ぶりに更新」したり、定額制音楽配信サービス「Spotify」での初週再生記録を更新したり、歴史的な記録を樹立。ジャスティンの揺るぎない人気を証明した形となった。
ジャスティンは、このアルバムを引っさげ、世界ツアー『Purpose World Tour』を今月9日にスタートさせた。11月29日のロンドン公演まで続く予定となっており、チケットが飛ぶように売れているため、追加公演も決定している。そんな人気ツアーの公式グッズに、あり得ないミスが発覚した。
米大手ゴシップ芸能サイト「TMZ」は11日、「ジャスティンの公式Tシャツに、小学3年生でも間違わないようなスペルミスがあることが発覚した」と報道。問題のTシャツには、旧約聖書の「箴言 19:21」に記されている言葉がプリントされている。箴言とは、人生の真理や指針、戒めを短く言い表したもの。黒地のTシャツには、「Many Are The Plans In A Person’s Heart, But It Is God’s Purpose that Prevails(人の心には多くの計画がある、しかし主のはかりごとだけが成る)」という言葉と、ジャスティンのツアー名「Purpose Tour」が、白くプリントされているのだ。
もともとジャスティンは敬虔なクリスチャンであり、SNSやインタビュー、コンサートで神について語ったり、受賞スピーチでは神へ感謝の気持ちを述べたり、足にイエス・キリストの顔のタトゥーを彫ったりと篤い信仰を持っている。不良ぶってスキャンダルまみれだった時期には警察沙汰も起こしているが、キリスト教に助けられる形で更生し、好青年に生まれ変わると誓ったのである。そんなジャスティンが、Tシャツに聖書の引用を選ぶのは、納得いくこと。キリスト教信者なら、すぐにピンとくる言葉なのだ。
このように、非常にメッセージ性の強いTシャツなのだが、あろうことか「箴言」の中で最も重要であり、なおかつジャスティンのアルバムタイトル&コンサート名になっている「Purpose」が「Purose」と間違ったスペルでプリントされていたのだ。