嵐&関ジャニ∞、“民放最下位”の視聴率!? 『VS嵐』『クロニクル』ら冠番組を調査
グループの解散騒動以降、番組の打ち切り説が後を絶たない『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)。ひとまず4月以降の放送継続は決定したものの、3月10日発売の「週刊文春」(文藝春秋)は『スマスマ』の後継番組について、藤島ジュリー景子副社長がマネジメントする嵐と関ジャニ∞がダブルMCを務める番組が検討されていると報じた。『スマスマ』の枠を継ぐ可能性のある両グループだが、では、それぞれの番組視聴率はどんな現況だろうか。
現在、嵐はフジ系で木曜午後7時のゴールデンタイムに放送されている『VS嵐』に出演中。昨年4月30日には7.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)の低視聴率を記録し、番組の今後が心配されていた。
「今年の1月14日~2月4日は10%台で、2月11日には9.3%、25日が8.8%にまで数字が落ちていました。3月3日は10.6%で少し回復したとはいえ、直近の10日は8.0%に低下。同日、民放ではテレビ東京にのみ勝っただけでした。昨年の同時期には13.3%(1月8日放送回)を記録していたため、番組自体の力が弱まっている印象があります」(ジャニーズに詳しい記者)
また、関ジャニ∞は昨年5月からフジ系で初のレギュラー冠番組『関ジャニ∞クロニクル』が開始。放送は土曜午後1時30分~2時で、視聴率は3~5%台を行き来している。例えば、2月は4.2%(6日)、3.9%(13日)、5.7%(20日)、3.2%(27日)といった状況。直近の3月5日は3.3%だったが、前番組『有吉くんの正直さんぽ』が4.8%、2時5分からの後番組『わ・す・れ・な・い 5年間の“検証映像”全記録~192の映像が伝える夜明けまでの15時間~』が7.2%を獲得しており、『クロニクル』で数字が落ち込んでいる状態だった。同時間帯では『王様のブランチ 第2部』(TBS系)や、『世界卓球2016 男子準々決勝「日本×香港」』(テレビ東京)にも惨敗し、『関ジャニ∞クロニクル』は最下位だった。
「嵐の冠番組は、ほかに『嵐にしやがれ』(日本テレビ系)も放送されていますが、こちらは1月に15.1%(16日)、15.4%(23日)と、2度も15%台を出しています。ただ、2月は9.9%(13日)、9.7%(27日)と1ケタの回も。また、昨年5月にスタートした関ジャニ∞の冠番組『関ジャム 完全燃SHOW』(テレビ朝日系)は、2月までの最低視聴率が4.7%(1月24日)、最高は7.4%(2月21日・28日)でした。嵐、関ジャニ∞ともにグループのレギュラー番組は同時間帯で断トツ1位という安定さはなく、ゲストによって数字にバラつきが生じています」(同)
現状、嵐・関ジャニ∞ともフジテレビや他局のレギュラーの視聴率を見る限り、苦戦を強いられているといっても過言ではないだろう。「週刊文春」は『アラカン~嵐&関ジャニ∞~』というタイトル案まで報じているが、番組が実現した暁にはどんな評判が寄せられるのだろうか?