ゲス乙女・川谷絵音、このタイミングでの愚かな発言に思うこと
――毒舌コラムニスト・今井舞が、話題のアノ人物やアノニュースをズバッとヒトコトで斬り捨てる!
◎景品はありません
せっかくシレーッと音楽活動だけできる状況が成立してたのに、わざわざ口開いてあれか。ヘタか。「ベッキーに同情を集めるため、わざと反感を買う物言いをしてみせた」という説もあるわけだが。だとしてもヘタか。しかも何でまた「週刊文春」(文藝春秋)を選ぶか。ヘタくそーッ。
人のうわさも75日に到達しようとしていた目前に、また日めくりを元に戻す愚。「関係ない」「ヒマなのか」「もっといい写真使え」。今、ゲスが言ってはいけないワードベスト3がそろい踏み。
春のゲス祭りが今、始まろうとしている。遅れて始まった分、盛り上がりはデカそうだ。
◎新カリスマ誕生
「タレント女医」脇坂英理子。久々にいいスッピン出たな。盛りメイクを施した顔と、画像加工した後の顔がまたそれぞれ全然違って、どれが本当の顔なんだかまったくわからない。だからあのスッピンが本当の顔ですね。本当に、ナイススッピン。よっ、日本スッピン大賞!
芸能人よ、特に浜崎あゆみよ。これが本当の「スッピン」である。刮目せよ!
◎「せんせい、あのね」
ぼくはすごくびくびくしていました。
もうこれいじょううそをつきとおすのはげんかいだとおもいました。
ぼくはそのひとがいいひとだということをおもいこんでしまいました。
さいしょはすごいいいひとだとおもってたんだけど、いまはすごくこわいというか、おそろしいひとだとおもいました。
ぼくはもうきゅうだんにめいわくをかけるわけにはいかないとおもい、そこでほんとうのしんじつをはなしました。
……『アルジャーノンに花束を』か。
前編ひらがなに聞こえた、巨人・高木の緊急会見。こんなアタマのヤツを引き入れるのは、「こわいひと」にとっちゃ、赤子の手を捻るよりも簡単だったろうな。
……高木京介に花束を。
今井舞(いまい・まい)
週刊誌などを中心に活躍するライター。皮肉たっぷりの芸能人・テレビ批評が人気を集めている。著書に『女性タレント・ミシュラン』(情報センター出版局)、近著に『気になる「あそこ」見聞録』(新潮社)がある。