『相棒』最終話、「反町降板はない」!? ファン騒然の予告は「数字狙いの卒業商法」か
次週で最終回を迎える水谷豊主演ドラマ『相棒 season14』(テレビ朝日系)だが、9日の放送後に流れた次回予告をめぐって、ファンの間では大論争が起こっているようだ。今シーズンから参戦した“相棒”反町隆史の卒業説、さらにはシリーズ自体の終了を予想する声もあり、ファンは阿鼻叫喚だが……。
予告によると、16日放送の最終回のサブタイトルは「ラストケース」であることが判明。また、ナレーションで事件の概要を説明後、反町演じる冠城亘が「これは僕にとって最後の事件」と発言する“意味深”なシーンも放送された。これにより、ネット上では「番組自体が最終回ってこと!?」「反町、結構良かったのに辞めたら残念」「待ち遠しいけど終わってほしくない……」といった声が飛び交う事態に。
「しかし、関係者に渡った最終回の台本を見る限り、番組の終了どころか反町の降板さえ怪しいところ。事件は警察内部の闇に食い込んだ壮大なストーリーとなっていますが、冠城の活躍シーンはさほどなく、最後は大団円となっています」(芸能プロ関係者)
また、相棒役の“卒業”に際しては、事前にメディアで情報が解禁されているという前例もある。
「番組を盛り上げるため、事前にメディアに向けて水谷や相棒役の俳優のコメントを流してから、最終回に臨む形となっています。突然の卒業となれば、確かにインパクトは強いかもしれませんが、数字に固執する水谷の手前もあって、事前に降板情報を出すはず。今シーズンでの反町降板はないでしょう」(スポーツ紙記者)
今シーズンの『相棒』は、同時間帯トップこそ維持しているものの、途中10ケタ前半を連発するなど、“絶好調”とは言い難い。
「SMAP・草なぎ剛主演の同局刑事ドラマ『スペシャリスト』初回が17.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録し、『相棒』は同週12.6%と惨敗しています。今回の予告は、最終回で少しでも平均視聴率を上げるべくの“卒業商法”あるいは“終了商法”ではないでしょうか」(前出関係者)
とはいえ、ファンの心配は尽きることなく、次週の最終回に注目が集まっている。果たして今シーズンの最終回、またその視聴率は、誰もが満足いく結果となるのだろうか?