SMAP4月から白紙スケジュール、飯島派番組は一掃……ジャニーズタブーと圧力の行方
下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!
「保育園落ちた日本死ね!!!」とのブログに対し、「匿名だから確認しようがない」と論点をずらして嘯いた安倍晋三首相が、今度は社民党の福島瑞穂氏に対し「福島委員が政権におられたときよりも(保育所の受け皿を)20万人、40万人増やしている」とキレている。まったくこの人は――都合が悪くなると論点をずらしてキレるの繰り返しだ。そして安倍首相の“親分”森喜朗元首相もまた、東京五輪の聖火台設置場所がないというトンデモ事態の全責任を、“子飼”の馳浩文部相に押し付けようとする始末。この国のトップの頭の中には“責任“という概念はないようだ。
第305回(3/3~8発売号より)
1位「SMAP 閉ざされた『スマスマ』と『9月9日』25周年の“飼い殺し”」(「週刊女性」3月22日号)
2位「マニュアル隠蔽だけじゃない! 福島第一原発2.3号機のメルトダウンは防げた」(「週刊女性」3月22日号)
3位「パンサー尾形貴弘に5年間“貸し”まくった女性がアキレ顔告白『私はただのATMだったんだなって思いました……』」(「週刊女性」3月22日号)
世の中的にはすっかり元の鞘に納まった感さえあるSMAP独立問題だが、しかし水面下では恐ろしい事態が着々と進行している。そんな事態を報じているのがジャニーズ・キラーの「週刊女性」だ。
これまで打ち切りが囁かれ続けたSMAPの看板番組『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)が9月一杯で終了する可能性について、決定的ではないが、かなり断定的に記されている。フジテレビ局内では「いよいよスマスマは終わるんだね」という話題で持ち切りなのだとか。
確かに、ネットでも『スマスマ』の異変はファンの間で話題になっている。「ビストロSMAP」に観覧者を入れず、キムタクと他メンバーとの会話がない、過去映像特集ばかりで新規収録がない、歌のコーナーで5人トークがないなど、異常事態が指摘されている。そして「週女」でも同様に『スマスマ』の収録現場が“密室化”していると指摘するのだ。
例えば「ビストロ」に関しては、これまでは観覧席を設けてファンの笑い声やリアクションを収録していたが、最近では収録済みのVTRを見させてリアクションの声を録音したり、また番組宣伝の“お抱え機関”であるテレビ誌の取材をさせないというものだ。
さらに視聴率も“パワハラ謝罪”以降低迷し、10年以上担当してきたチーフプロデューサーも異動した。今後は独立騒動で追放された飯島派の番組が一掃される――。
やはり、恐れていた事態は密かに、そして着実に進行していた。SMAP独立問題はいまだ解決したわけではなかったのだ。