年収1,400万円の男たちの婚活とは？　医師・エリートの意外な結婚事情【エリート婚活編】

――男性、女性会員の平均年齢はいくつくらいでしょうか？

萩原　男性が39～40歳、女性が34歳くらいですね。男性ですと勤務医、女性は一般の会社員の割合が多いです。当社は全国に支社がありますが、銀座の東京支社は男女とも会員数が700名弱、男性の方が若干多いくらいですね。

――御社のホームページで紹介されている会員の医師がイケメンなので、思わず「サクラでは？」と疑ってしまいました。失礼ですが、みなさん実在する会員ですか？

萩原　そういった疑問の声は尽きないですね。このあたりはもう、信じていただける方に届けばいいかなと思っております。たとえば、サイトに出ている春日先生は会員の方ですよ。ホームページ上で、医師としてお写真とお名前を出して紹介している方は実際の会員の方です。お名前は代えていますが、お写真はご本人のものです。ホームページに掲載されている成婚事例に出ているお写真も、実際のものです。

――イケメン医師は結婚相談所を利用するはずがない、という先入観が強すぎました……。男性から見てどういった女性が人気でしょうか？

萩原　皆さん求める条件や好みなども違うので、あまり「人気」というものはありません。「気が合う」とか「一緒にいて楽しい」とか、結局はその部分が大切みたいです。

■「育った家庭環境が似ている」ことを重視

――高収入の女性が多いですが、結婚後に仕事を辞める方はどのくらいいますか？

萩原　さまざまですが、「お医者さんの妻」に対する一般的なイメージよりは、結婚後も働きたい意志のある女性が多いですね。一方で、男性会員で医師の方は、会社員の方に比べ、「家庭に入ってほしい」という方は多いです。とはいえ、時代なのか家庭に支障がなければどちらでもいいと言う方がほとんどですね。

――女性側の年収に条件をつける男性はいますか？

萩原　たまにいらっしゃいます。年収1,000～2,000万をご自身で稼いでいても、女性に500万くらいの収入を求められる方ですね。これはお金を持っているということよりも、経済観念や生活水準が自分と似ていること、自立していることを重視されてのことです。