「それもらえるってヤバイ」舞祭組・二階堂高嗣が手にした、SMAP・中居の“腕時計”秘話
仕事での接点が多く、師弟関係を築いているSMAP・中居正広とKis‐My‐Ft2メンバーたち。先日、中居はラジオ番組『中居正広のSome girl’SMAP』(ニッポン放送、2月20日放送)で、自身がプロデューサーを務める舞祭組(横尾渉、宮田俊哉、二階堂高嗣、千賀健永)と食事に行き、身につけていた時計やブルゾン、ニットを舞祭組メンバーにプレゼントしてしまったことを後悔まじりに明かしていたが、この一件について横尾&二階堂が自身のラジオ番組で言及した。
横尾&二階堂が出演したラジオ『Kis‐My‐Ft2 キスマイRadio』(文化放送、3月2日放送)では、リスナーからのお便りをきっかけに、中居からのプレゼントの話へ。二階堂は、中居がその出来事をラジオでしゃべったことに驚きつつも、「俺はね、ちなみに時計をいただきました」と報告。2人いわく、中居が宮田に「おぉ、なんだお前それ、俺と同じブランドの時計してんのか」と話しかけたことで場が盛り上がり、パッと中居の時計を見た二階堂が、つい「カッコイイですね」「ください!」と、口走ったとか。二階堂は、
「でも、くれると思わないじゃん。まさかだよ。俺だったらあげない。後輩に言われても。だって、あげれないし、買えないから。そんな(高級な)時計は」
と、二つ返事で時計をくれた中居の優しさに驚いてしまったという。しかし横尾は、「でも帰りには『オイ、二階堂返せよ』って言うと思ってたよね」と語り、二階堂も同意しながら、「中居さんだから。ちょっとケチなとこあるから」と、本当にもらえるのかわからなかったと告白。しかし、「くれる流れだ」と確信した二階堂は、宮田に「なんかもらえ!」とけしかけたというが……
「まさかの上着? アウター。俺、まさか(宮田が中居さんの)アウターいくと思わなくて。宮田が『あ、そのアウターください』って、普通のテンションで(言って)。そしたら、まさかの『しょうがねぇな』ってなって」
と、中居があっさり譲ってくれたそうだ。
また横尾によれば、千賀は中居のセーターがずっと気になっており、「あれ、どこのだろ? ほしいんだけど。同じの買っちゃおうかな」と、羨望の眼差しで見ていたという。その流れから「セーターください」とお願いし、千賀までも中居の私物をゲット。そしてインナー1枚の姿となった中居だが、二階堂はそのインナーに目がいってしまったという。
「俺ね、中居さんが“あんなインナー着るんだ”と思った」(二階堂)
「俺は着てるから。俺は“あ、やっぱ着ますよね”と思ったよ」(横尾)
「あのね、えっとね……。わかりやすく言うと、おじいちゃん、おばあちゃんが着るインナー。あの、あったかい」(二階堂)
「いやいやいや、違うよ。寒いときによく売れる」(横尾)
と、インナーをイジり始めたが、横尾がここでトークの流れを切り替え、「さすがに俺は(くださいと)言えなかった。だってもう次言ったら、もう裸で帰るしかない」と、中居に同情の念を抱いたことを吐露していた。
ちなみに、中居が二階堂にあげた時計は、自身が30歳になった時に購入した記念の時計だそう。横尾の説明によると、中居からは「逆に30になったらお前が(後輩にあげろ)」と前置きがあったという。
二階堂は最後まで「あんなケチな人が……」とつぶやいていたが、横尾は「ケチじゃないでしょ。いつも差し入れとかいっぱいくれるでしょ」とフォロー。番組の最後にも横尾は、「僕らもね、いろいろ後輩にやっていかなきゃいけないんじゃないかなって」と、あらためて中居への尊敬の念を露わにしていた。こうして受けた恩を忘れず、後輩たちにも寛容な心で接していってほしいものだ。