明石家さんまの“SMAPネタ”に「いい加減黙って!」 派閥語りでファンから批判噴出
SMAP解散騒動について「うすうす事情を知ってた」と話すなど、その発言が騒動の渦中に注目を集めた明石家さんま。グループ存続が決定し、落ち着きを見せている中、いまだ事務所内部の事情を暴露するさんまに、ジャニーズファンから批判が飛び交っている。
SMAPとは1995年から放送されている特番『さんま&SMAP!美女と野獣のクリスマススペシャル』(日本テレビ系)で長年共演し、プライベートでも木村拓哉と親交があるさんま。1月13日に一部スポーツ紙の報道でSMAPの解散危機が明るみになると、同16日放送のラジオ『ヤングタウン土曜日』(MBSラジオ)で、昨年末の『さんま&SMAP』について「とんでもなくやりにくかった」「“仲良くしろよ”という感じが(あった)。本人たちは一生懸命やってんねんけどね、空気が……」などと、ぶっちゃけトーク。さらには年末に偶然、メリー喜多川副社長と飲食店で会い、食事をご馳走になったことも明かしていた。
「さんまはほかにも、関西ローカルの『痛快!明石家電視台』(MBS、2月1日放送)で『9月くらいやったんかな? そういう(独立・解散の)ウワサがあって、どうのこうの言うて聞かされて。「でも発表はいつになるかわかりません」って』と、騒動に言及。さんまいわく、発表するなら近藤真彦とSMAPと嵐が揃う『NHK紅白歌合戦』の場ではないかと感じたと述べていました」(ジャニーズに詳しい記者)
そんな中、同29日の『明石家電視台』でもSMAPやジャニーズ内の“派閥”の話に。観覧客の1人が「SMAPと嵐のファン」だと知ったさんまは驚きのリアクションをとり、出演者の雨上がり決死隊・宮迫博之が「派閥なんてなくなったんですよ」と切り出した。宮迫は「ジャニーズ内でそんなん(派閥があることを)知らなくて」と続け、SMAP・中居正広と嵐・二宮和也の“初飲み”の場に同席したエピソードを披露。中居とお酒を飲んでいる際に二宮から連絡が来たため、その場に二宮を誘ったところ、顔を合わせた2人はビックリ。「(プライベートの酒席で)初めて会いますよ」と言われたものの、「結局楽しく飲んだ」という。
するとさんまは「本人たちはええやろけど、上がやっぱり。さっき宮迫が言うたようにね。会わさなかったし。嵐とSMAPの共演ないねん」と解説を始め、客席から「なんで?」という声が上がると、「今回のSMAPの事件でわかったやろ」「ジャニーズの中に2つぐらい事務所があると思ってええねん。で、派閥に分かれてて、こっちの派はこっちと一緒にならないとか。今回とれて、こうなった(1つになった)」と、説明した。
「宮迫が話した飲み会は、2010年3月の『うたばん』(TBS系)で本人たちが明かしたエピソードと同じと思われます。『うたばん』では、『一緒に(ご飯を)食ったことあるんですよ、中居さんと』(二宮)、『僕がメシ食ってたんですよ。そしたら二宮を知ってるってヤツがいて』(中居)と語っていました。そのため、Twitter上では『6年前のその頃、派閥とかないし』『昔のこと引っ張り出して意味深にしゃべったらダメでしょ』『その頃の話と派閥どうこうって関係ないと思う』と宮迫の発言がファンからツッコまれています。確かに、近年のジャニーズは“派閥”といわれる壁がありました。しかし、両派の“共演NG”が厳しくなり始めたのは、数年前のこと。かつては『うたばん』でも中居と嵐が共演していましたし、共演が減ってからも『紅白』などでは毎年一緒のステージに立っています」(同)
また、『さんまのまんま』(フジテレビ系、2月28日放送)でも、ゲストの山口もえが、爆笑問題・田中裕二との交際を知りながらも黙っていたさんまについて「口堅いですよね」と評すると、さんまは「今回、SMAPの件でオレはもう世間に褒められた」とコメント。
こうしたさんまの発言に、SMAPファンからは「また余計なこと……いい加減黙ってくれないかな」「いつまでSMAPネタでウケを取りにいってんだか……ファンはこんなの聞いても不快なだけ」「本人たちが黙ってるのに、さんまさんが話しまくるのはおかしい」「事実とは違うことを話さないでほしい」などと批判が噴出している。
活動継続中とはいえ、SMAPはまだ元通りとはいえない状況。メンバーが何も話せない以上、周囲も静かに見守ってほしいものだ。