『めちゃイケ』クビの三中、“ヤラセ投票疑惑”で紛糾! フジの公開処刑演出に「いじめ」の声
27日、『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系)にレギュラーメンバーとして出演中の“三ちゃん”こと三中元克が、同番組の出演続投をかけた再オーディションを受け、視聴者投票の結果、番組をクビとなった。しかしこの結果にネット上では、「公開処刑」「ヤラセ感しかしなかった」「集団いじめに見える」などと批判の声が噴出している。
三中は2010年の10月に同番組内の新メンバーオーディションに、一般素人ながら合格。白紙の手紙を持ち即興で『めちゃイケ』に対しての気持ちを伝えるという審査では、『めちゃイケ』メンバーになるために上京したこと、番組のファンで、特にナインティナイン・岡村隆史の大ファンという素直な思いを語り、メンバー、視聴者の心を強く打った。また、オーディション合格後は、そのふくよかなルックスとひた向きさが、“どこか憎めない愛されキャラ”として、国民の人気者になると期待されていた。
「番組も当初は、三中をマスコット的なキャラクターとして扱い、お茶の間の人気者にする予定でした。確かにその通り、視聴者からも『味があっていい』『いじりがいのあるキャラ』『ジミー大西みたいになれるかも!』などと支持を集めていましたが、徐々に三中の人気は『何の芸もない』と下降していったのです」(芸能ライター)
三中は2011年、「フジテレビ新春キャンペーン」のイメージキャラクターに決定。「三ちゃんも夢かなっちゃう!」をキーワードに、局のCMに多数出演するなど、フジを挙げての“ゴリ押し”がスタートしたが、それでも一向に上達しない三中のテレビ対応に、視聴者は「イライラする」「新メンバーに選んだのは大失敗」「全然しゃべらないじゃん」などと不満を漏らし始めたという。
「こうした素人臭さを生かすためにドッキリを仕掛けられれば、素の“天狗”な態度が露呈してしまったこともありました。一向にテレビ慣れしない、芸がない、その上『性格が悪そう』とあって、アンチは急増。そして、視聴者から決定的に嫌われるきっかけとなった事件が、14年の『27時間テレビ』(同)のあるコーナーでした。三中は、SMAP・木村拓哉と水上相撲を行ったのですが、あろうことか木村の体を本気でつかみ、爪でひっかいたんです。木村の水着は衝撃で破れ、その奥の痛々しく腫れ上がった体が、テレビに映ってしまう事態となり、ネット上には『三中、それはダメだ』『キムタク、平気そうにしてるけど超痛そう』『テレビのセオリー無視ですか』『いい加減学習しろよ』と大炎上しました」(同)
そんなアンチだらけの三中だが、今回の再オーディションについては、同情の声も上がっているようだ。
「番組側も、あまりの成長のなさについに三中を見切ってのでしょうが、再オーディションでは、共演者が三中に対し『嫌い』『生理的に無理』『面白くない』と次々に暴言を浴びせるシーンも。視聴者に対し、三中の悪いイメージを植えつけるかのような演出で、さすがに番組側がそれをやってよいものかと、ネット上で批判の声が出ているんです。そもそも三中をゴリ押ししていたのはフジ自身なのに……反感を買っても仕方ないかもしれませんね」(同)
さらに、再オーディションには、ヤラセ説も浮上。オーディションの結果発表前に、「三ちゃん不合格残念会」という言葉が公式サイトに表示されたことにより、「ヤラセじゃん?」「これは言い逃れできない」「クビに誘導されてたでしょ」などと、ネット上で大きな波紋を呼ぶこととなった。
共演者からの暴言とヤラセ疑惑により、「いじめ」と捉えられてしまい、視聴者の反感を買う結果になった『めちゃイケ』。打ち切りが根強くささやかれている中、さらなる視聴者離れにつながらなければよいのだが……。