"噂の女"神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第303回】

加藤紗里の父も“出たがり”!? 直撃取材にも完璧な取材コメント、浮かぶ疑惑

2016/02/23 21:00

 その後、パパの口からは娘がいかに“自慢の娘”かが語られる。パパがやっているステーキ店やケーキ店を手伝い、看板娘となっていたこと、姉と一緒にミス日本の中国四国地方代表に選ばれたこと、有名進学校に通っていたこと、芸能界に入るため大学を辞めると言った時は卒業まで待ちなさいと説得したこと――。

 年齢詐称や整形疑惑も必死で否定するパパ。そして娘は虚勢を張っているだけだと庇うパパ。切ない。その上で娘の現状も冷静に判断していた。

「東京に出て6年、もう潮時じゃないですか?」「本人も自分の限界には気づいているはずです」

 そしてパパは決意しているという。上京し、娘と話し合って広島に連れて帰ろうと。こんな素敵なパパの娘を弄ぶような狩野は許さん! そう思ってしまうほど娘を思うパパの切々としたインタビューだ。

 でも、ちょっと気になる。記事には、パパの顔出し写真がばっちり掲載されていることが。しかも自分のステーキ&チーズケーキ店の前で、店名とメニューがばっちり書かれた看板と一緒に――。ちゃっかりお店の宣伝? それとも調子のいい記者にそそのかされた? はたまた単なる出たがり? そんなパパの性格が娘に引き継がれちゃったのかも。


 無期限の活動休止を発表したKAT‐TUN。その直後からウワサされていた亀梨和也のソロ活動、ソロデビューを「週女」が追っている。

 しかし、記事から浮かび上がってきたのは、KAT‐TUNというグループの特異さだ。人気メンバーがどんどん脱退するとは思ったが、あらためてその“歴史”を読むと、すごいなと驚かされる。いろんな意味で。

 デビュー半年で赤西仁が語学留学を理由に休業、その後脱退し、事務所も辞めた。13年には田中聖が“ヤンチャ”すぎて事務所解雇。そして今年3月末には田口淳之介が脱退し事務所も辞める。

 6人いたメンバーが10年で3人になってしまった。みな人気も名前もあるメンバーだ。しかも3人とも大きな不祥事や犯罪とは無関係に。飲酒や喫煙Jr.とは違う。

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