ディーン・フジオカ、バラエティ出演で脅威の高視聴率連発!! ブレークは“ホンモノ”か?
第17週(1月25日~30日)までの平均視聴率が、23.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と絶好調なNHK連続テレビ小説『あさが来た』。その立役者ともいえるのが、同ドラマの五代友厚役で、一躍大ブレークを果たした俳優ディーン・フジオカだ。
その一方で、ディーンがドS上司の黒沢歩役を演じる、深田恭子主演の連続ドラマ『ダメな私に恋してください』(TBS系)は、第4話までの平均視聴率が9.08%と1ケタ台に留まっている。ディーン効果はさほど発揮できていないようだが、出演するバラエティやトーク番組の視聴率はどうなのだろうか?
「ディーンはこのところ、『あさが来た』と『ダメな私に恋してください』に出演中ということで、NHKとTBS系列番組へのゲスト出演が続いています。まず年明け、1月4日放送『スタジオパークからこんにちは』(NHK)の視聴率は4.8%を記録。一見低いように感じますが、例えば12月22日放送のmiwaの回が2.9%、同月24日放送の仲里依紗の回が2.7%など、2%台もざらという同番組においては、なかなかの数字といえるのではないでしょうか」(芸能ライター)
ほかにも、NHK出演番組では、『あさが来た』での五代没後、初の出演となった『あさいち』で、17.1%と高視聴率を叩き出している。
「『あさが来た』を見ていた視聴者が、そのまま『あさいち』に流れてきたということでしょうが、ディーン出演回の前回、前々回の視聴率は13%強だったことを考えても、17.1%は驚異的な数字です」(同)
TBSの番組では、1月14日放送の『プレバト!』と、同月24日放送『林先生の初耳学』に出演し、前者が9.0%で後者が7.2%を記録。「視聴率は通常の回とほぼ同レベル、もしくは下がっていました。多数のゲストのうちの1人だったので、“効果”はあまりみられなかったよう」(同)という。
「一方、まるまるディーンを特集した『A‐Studio』(TBS系、22日)は10.6%を獲得。1月8日放送回は菅田将暉がゲストで12.5%、同月15日放送回は香取慎吾で10.2%だったため、やはりディーン効果はさしてないようにも見えますが、同番組の視聴率は通常1ケタ後半で推移しているので、悪くない数字ではないでしょうか」(同)
そんな中、ディーンが出演したことにより顕著に数字が跳ね上がった番組も。
「1月29日、『ぴったんこカン・カン』『中居正広の金曜日のスマたちへ』と立て続けにTBSの人気バラエティに出演を果たしたのですが、前者が16.4%、後者が17.9%と見事に高視聴率をマーク。なお、前者は8日放送回が10.2%、15日放送回が13.4%。後者は8日放送が15.5%、22日放送が11.9%と、明らかに視聴率が跳ね上がっています。『金スマ』の方は、休業が報じられていたベッキー効果もあるでしょうが、ディーン人気は確か。『ダメな私に恋してください』が1ケタ続きのTBSとしては、もっとディーンの出演シーンを増やそうと画策していてもおかしくありません」(同)
『あさが来た』に関しては、ディーン演じる五代が亡くなったことで、“五代ロス”なる現象が発生。それを受けてか、2月22日放送回では、ヒロイン・あさの夢の中に元気な五代が登場するという。ネット上では「さらなる視聴率アップを狙ってる」といった声も上がっているが、NHKとしてもディーン人気にあやかりたいところなのかもしれない。