日テレ・上重聡、『スッキリ!!』降板に関係者「やっぱり」! 水面下で進んだ“卒業”計画
日本テレビのアナウンサー・上重聡が、レギュラーMCを務める『スッキリ!!』から、3月をもって降板することが4日付の「日刊スポーツ」で報じられた。上重といえば約1年前、番組スポンサーから不正融資を受けていた疑惑が報じられたこともあり、局内でも物議を醸していたという。特に同番組で共にMCを務める加藤浩次との不穏なムードは、画面越しにも伝わってくるといわれていた。
昨年4月発売の「週刊文春」(文藝春秋)では、上重アナが番組スポンサーである靴販売のチェーン・ABCマートの創業者である三木正浩氏から「巨額の利益供与」を受けていたと報道。同誌によれば、上重アナは三木氏の資産管理会社名義の高級車・ベントレーを乗り回し、出勤にも利用。さらに同3月末には港区の超高級マンションをABCマートの関連会社の役員から購入したが、資金の1億7,000万円は三木氏から無利子で借りたと報じられた。
「報道当初、局サイドは上重の出演継続を決定しましたが、あくまで“様子見”での継続だった。その後、視聴者の反応や視聴率次第では、騒動と関連付けられないよう3月末など改編期に併せて、ひっそりと“卒業”させる予定だったんです。結局、まさにその通りの流れになってしまいましたが」(テレビ局関係者)
上重の出演継続に“スッキリ”していなかったのは、視聴者だけでなく加藤も同様だともいわれていた。報道後の4月には、放送中に上重から「(加藤の動きが)ワンテンポ、ちょっと遅れてましたけど」と突っ込まれた加藤が、「お前そんなこと言うのか?」「お前、今言っていいのか?」などと返し、スタジオが凍りつくという一幕もあった。
「今回、多くの番組関係者も報道で上重の降板を知り、スタッフルームは異様にザワついていたそうです。しかし加藤との“確執”は、途中から問題を起こした上重本人との関係性以上に、周囲が気を使いすぎていることに加藤がイラついていた、という方が正しい。とはいえ今回の降板報道で、一番スッキリしたのは他ならぬ上重本人かもしれませんが」(同)
報道当日の4日放送では、3月降板について一切触れなかった上重。番組出演最終日までに本人の口からなにかしらの釈明はあるのだろうか。