“放送禁止用語”連発で活動休止だった松本明子、最近も干されかけていた!?
タレントの松本明子がテレビ朝日系『しくじり先生 俺みたいになるな!!』に出演し、過去に生放送中、放送禁止用語を叫んだことで芸能界を2年間にわたって干された事件について語った。
その番組は、1984年の深夜番組『オールナイトフジ』(フジテレビ系)。パーソナリティーを務めていた笑福亭鶴光から、「ボーイフレンド知ってるよ。名前ここで言おうかな」とからかわれた松本は、「なんでもやりますから、それだけは言わないでください」と懇願。すると鶴光から「じゃあ、あの4文字、言ってみろよ」と試された。すると松本は「お」で始まり「こ」で終わる4文字をカメラに向かってドアップで3回も連呼。すぐにプロデューサーやスタッフが駆けつけ、松本は羽交い締めにされてスタジオから締め出されたという。当然、所属事務所のワタナベエンターテインメントは激怒し、松本は2年間芸能界を干されることになった。
『しくじり先生』で当時を振り返った松本は、「ご迷惑をお掛けした皆様、本当に申し訳ありませんでした」と頭を下げたが、某放送作家は、「いまとなっては伝説の放送事故。笑いのネタですよ。彼女は最近も干される直前までいきましたからね」と明かす。実は松本は、ナベプロと雇用契約をめぐり揉めた時期があったという。
「野久保直樹がナベプロからの独立を宣言し、完全に芸能界から干された2009年頃のことです。ナベプロの契約書には、退社後の活動を著しく制限する項目があり、所属タレントの間でも『おかしい』という意見が上がっていました。松本さんもその1人。彼女は独立や移籍をチラつかせながら、待遇改善を求めましたが、逆に上層部の怒りを買うことになり、干される直前までいったんです」(事情通)
さすがに焦った松本は、それ以上揉めることはしなかったというが、一歩間違えれば、再び芸能界を干されてもおかしくなかったという。 SMAPの解散騒動でもわかる通り、日本の芸能界ではタレントの地位が確立されておらず、事務所に逆らえば悲惨な余生が待っているようだ。