SMAP“メリー配下”の今後は? 「木村のみギャラ優遇」「EXILE&AKBとの共演なくなる」
18日放送の『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)生放送で、約1週間続いたSMAP解散騒動が大きく進展した。ジャニーズ事務所からの独立を計画したとされる中居正広、稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾が、中央に立った木村拓哉の進行により“謝罪”を繰り広げたが、ネット上は、歯切れと後味の悪さに対する不満の声であふれ返っている。
5人はファンや関係者、世間を騒がせたことに対する謝罪を繰り返し、また「これからもよろしくお願いします」とそれぞれ口にしたものの、5人での活動続行については語られなかったため、各メンバーの“引退説”だけが否定された格好だ。
「メディアによる情報だけが先行し、本人たちのコメントが一切ない状況こそ打破できたものの、事務所に残留するという木村をセンターに立たせたこと、また中居をはじめとした4人が憔悴しきった表情だったことから、結果的に『4人によるクーデター』説や『木村のみ残留』というスポーツ紙報道を、肯定する絵面でもありました」(週刊誌記者)
飯島氏に関しては、すでに今月末での退社まで一部報道で伝えられているが、「今回の放送を見ると、ジャニーズサイドはかねてから指摘されている“飯島切り”が成功し、今後SMAPはメリー喜多川副社長の政権の元に収まるとしか考えられません」(同)という。
では、今後のSMAPの仕事内容に変化はあるのだろうか。ジャニーズ事務所のタレントよりも他事務所との共演が活発な一面もあるSMAPだが、これからもその露出方針は継続されるのか。
「SMAPは、EXILEやAKB48など、他事務所のグループとの共演を積極的に行ってきましたが、それは全て飯島マネジャーの意向によるもの。なので、今後両グループとの共演の機会は確実に減る、もしくは完全になくなると思っていいでしょう。ジャニーズはもともと、脅威になりそうな男性グループに圧力をかけることで有名ですし、ジュリーはAKB一派が嫌いなんですよ。また、メンバーの中でも、唯一最初から残留を表明していた木村が、仕事面やギャラ面で優遇されることはあるでしょうね。グループ内格差が、ファンの目に見える形で出てくる可能性もあります」(同)
ジャニーズサイドからすれば、万々歳の顛末かもしれないが、同社のブランド力や信頼は損なわれたという声も聞かれる。
「ネット上では、独立組以上に『メリー戦犯説』の方が根強くささやかれ、今回の騒動は、ジャニーズ経営陣の脆さを世間に露呈してしまう結果となりました」(同)
メンバー間に大きすぎるしこりを残し、また飯島氏も去ってしまったジャニーズ事務所で、果たしてSMAPは今後どのような扱いを受けるのだろうか? ファンの心配はいつまでも尽きない――。