広末涼子『ナオミとカナコ』初回7.9%で“オワコン説”! 「華がなくなった」「主役はきつい」
女優の広末涼子と内田有紀が主演を務めるドラマ『ナオミとカナコ』(フジテレビ系)が14日、初回放送を迎え、平均視聴率が7.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことがわかった。広末は、2013年7月期の主演ドラマ『スターマン・この星の恋』(同)の視聴率が不振に終わっており、今作の消費税割れのスタートにネット上では“オワコン説”がささやかれているという。
同作は直木賞作家・奥田英朗氏の小説が原作で、広末演じる望まない職場で憂鬱な日々を送る会社員・小田直美と、内田演じる夫の暴力に耐える専業主婦・服部加奈子が、DV夫を排除するため組み、殺人計画を企てるという物語だ。第1話では、大学時代の親友である直美と加奈子が半年ぶりに再会。直美が、加奈子の腕を軽く叩くと飛び上がるほど痛がり、不信感を覚える……という内容だった。
「広末は昨年、NHKの『聖女』で連続殺人事件の容疑者役を演じ、清純派女優から脱皮したと話題になりました。今回も犯罪サスペンスものですが、ネット上には広末に対して、『出演者が弱い。それに広末が主役を張るのはもうきついよな』『昔のアイドル感はどこいった?』『華がなくなった』などの不満が。さらには『フジテレビというだけで避けられてしまうのでは?』という声も多く見られました。ドラマのテーマが、民放のゴールデン/プライム帯の視聴者層には受け入れにくかったのか、広末への評価もパッとしませんでしたね」(芸能ライター)
広末は、前作の主演『スターマン』でも平均視聴率が1ケタと、大コケしている。
「現在ではフジ月9主演を務めるまでになった福士蒼汰、有村架純が出演していましたが、当時はまだそこまでの知名度も人気もなかった。それだけにフジ関係者の広末への期待は相当だったと思いますが、全話平均視聴率は8.5%と伸びずじまい。今後、連ドラ主演を張り続けられるかは、『ナオミとカナコ』にかかっていると言っても過言ではないですが、初回7%台という低空スタートでは先が思いやられます。このままずっと1ケタで、第2話以降4〜5%台を連発するようになれば、広末の主戦場は民放からNHKやBSに移行するかもしれません」(同)
21日に放送される第2話は、佐藤隆太演じるDV夫に、加奈子が子どもをせがまれるところから始まるというが、ネット上では、佐藤に対しても「この人は悪役が似合わない」など、ミスキャストを指摘する声が出ている。広末だけでなく、周囲の俳優らの評判もいいとは言えない『ナオミとカナコ』。今後の視聴率にも要注目だ。