SMAP・中居ラジオ、数々の“意味深”発言に「今思うと伏線ばかり」とファン嘆き
13日、国民的グループ・SMAPが「解散」の危機にあると報じられ、ファンに戸惑いや悲しみの声が広がっている。これまでにSMAPの“ジャニーズ事務所独立”説は浮上していたものの、今回のような具体的な報道はほぼ初。CDデビュー25周年を目前にしたメンバーの分裂騒動はファンへの衝撃も強く、ネット上には阿鼻叫喚の書き込みがあふれた。
13日付の日刊スポーツとスポーツニッポンでは、SMAPを支えてきたチーフマネジャー・飯島三智氏がジャニーズ退社の意思を固め、中居正広、稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾が飯島氏の意向に同意、木村拓哉のみが事務所に残る方向だと伝えている。
この報道を受けてネット上ではさまざまな声が上がっているが、現在、ジャニーズファンの関心を集めているのは、リーダー・中居の発言。中居は11月のラジオ『中居正広のSome girl’SMAP』(ニッポン放送、14日放送)で「群れと派閥が嫌いだから」と発言し、ジャニーズの“派閥問題”に斬り込んだのではないかと話題になった。年内最後の12月26日の同放送でも、番組のエンディングで「僕はですね、ファンの方々はすごく大事だと思ってますけども……。ちょっと遠目で見ていただくことがベストです」などと、意味ありげなトークを展開していたのだ。
年明け1月2日の放送でも中居は、「申年に聞きたいSMAP以外のジャニーズの曲」と題し、KinKi Kidsや嵐の楽曲を番組内で流していたが、番組の最後に「安心してください。これは僕が勝手にやってることなんで。あの、怒るなら僕のところに来てください」と、明言。誰に向けた発言なのかは不明だったが、このフォローは番組内容が事務所内外から問題視された際に“自分が責任を持つ”ということの表明だったのかもしれない。
さらに同9日の放送では、2016年について「どんな年になるんだろうね、今年ね。イヤな事あるんだろうな~。スルーするんだろうなぁ~。見て見ぬフリすんのかなぁ~」と、語った中居。
「あの、テレビ出てる人ってさ、関係ないからね。イヤなことあろうが、例えば前の日に失恋しようが、前の日に友達と大ゲンカしようが、普通に『イェ~イ』ってやってるもんね。“不思議な職業だな”と思ってても、でもよくよく考えれば、これタレントさんじゃなくてもさ、ほかの人でもそうだよね」
と、自身の職業について語った後、
「だから、今年は何が起きるのかわかんないけどもね~。それも毎年の学びだろうな。もう、ドシっとしてるしかないよね。ドシっとするしかないよね。イヤなこともいっぱいあるんだろうなぁ~。腹立つことあるんだろうなぁ~。でもまぁ、なんだかんだで、なんか乗り越えていくんだろうなぁ~。普通に、何事もなかったかのように」
と、大きな問題が今後待ち構えているかのような発言をしていた。そして、今年の4月で『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)が番組開始から20周年を迎え、1996年に森且行がグループを脱退して20年になることを感慨深そうに振り返っていたのだった。
SMAPファンは今回の“解散”報道を機に、こうした中居の発言を思い返す人も多いようで、「今思うと伏線ばかり」「こうなると、この間のサムガも意味深」と、ザワついている。
騒動の波紋はまだまだ広がる一方だが、事務所サイドや、SMAPの5人、ファンにとって最善の方法に行き着くことを願うばかりだ。