滝沢秀明、渋谷すばると「カッコつける予定が」……『カウコン』コラボの意外な舞台裏
2015年の大みそかから今年の元日にかけて開催された『ジャニーズカウントダウンコンサート2015-2016』。今回の目玉企画「初夢2ショット」で第1位に選ばれた、タッキー&翼・滝沢秀明と関ジャニ∞・渋谷すばるのコラボレーションについて、滝沢本人が知られざる裏側を明かした。
今回は2年ぶりにフジテレビでの生中継が復活し、司会の嵐をはじめTOKIO、KAT‐TUNらが久しぶりに東京ドームに駆けつけた『カウコン』。ファンからは事前にコンサートで「聴きたい曲」「見てみたい2ショット」のリクエストを募集しており、当日の公演内で「お年玉企画『初夢2ショット』BEST5」を発表。5位は嵐・櫻井翔×Sexy Zone・菊池風磨、4位に少年隊・東山紀之×嵐・大野智らがランクインする中、栄えある第1位となったのは、ジャニーズJr.時代に“東西の顔”として名を馳せた滝沢&渋谷で、滝沢は「東の滝沢」、渋谷は「西のすばる」と書かれた2シャツを着て登場。Jr.時代に2人がよく歌っていた「明日に向かって」を、元気よくパフォーマンスし、会場を沸かせた。
そんな夢のコラボについて、1月9日放送のラジオ番組『タッキーの滝沢電波城』(ニッポン放送)で滝沢本人が振り返った。「見事、1位に“輝いてしまいました”って感じですけども」と切り出した滝沢は、集計結果を聞いたのは『カウコン』の2日前くらいだったと説明。自身はランクインとすると思っていなかったそうで、1位になったという報告を受けても「えー、誰!?」と驚くほど、コラボの組み合わせにピンときていなかったとか。
その後はマネジャーを経由して「何を歌っていいかわからないから、ちょっとすばるに聞いてみて」と連絡するも、渋谷の方も「任せる」との返事が来てしまったという。
「お互い、俺らわからなかったんですよ。っていうのが、何を求められてるのかがわからなくて。『1位になりましたんで曲を決めてください』みたいな、もう投げっぱなしだったんで。で、これ時間ないから“直接話そう”って言って電話で話をしまして。『どうする?』って話になって。『いや、わかんないね』。今の成長した2人のツーショットを見たいのか、当時を再現した方がいいのかっていうのがわかんなかったんで、とりあえず曲は『明日に向かって』にしようと、すばると話をして」
と、曲が決まるまでの経緯を話す滝沢。衣装は名前を書いたオリジナルTシャツを急きょ作り、同時にカッコイイ衣装も用意して「ギリギリまで空気を読んでやろう」という結論に至ったとのこと。
「それで、本番始まるまで、踊る予定でもなかったんですけど。結構カッコつけてやるつもりだったんですけど、『いや、これ空気違うぞ。着替えろ、着替えろ!』と。もうTシャツ着替えて、ダボダボの白パンはいてJr.の衣装みたいになって。『これ、踊りもやんなきゃマズイぞ』って話になって、急きょその場で振り付けをして覚えて。で、本番出る直前に『いや、これ弾けなきゃダメだな』って話になって、急きょ弾けることになって、みたいな」
と語るように、渋谷との絡みはバタバタの舞台裏で「空気を読みながら1位に輝いた」という貴重なコラボだったようだ。
また、滝沢はラジオ内で『カウコン』について「僕らもね、実はコラボというかね、『やりたい』って。けっこうタレントたちはみんな言ってるんですよ」と語る一幕も。ファンやタレント本人も楽しみにしている一大イベントだけに、次回の『カウコン』の内容も期待できそうだ。