サミュエル・L・ジャクソンvsドナルド・トランプ、ゴルフのズルをめぐってビーフ勃発!?
さらに、「別の日にもさ、オレがニューヨークに来てたとき、電話かけてきてさ。本当によく電話をかけてくるんだけど。『サミュエル・L! ドン・トランプ!』『はっ? どちら様で?』『ドン・トランプ!』『あぁ、ミスター・トランプ。どうしたんですか?』『ゴルフするか!』『いいですけど……』『私は行かないけど、友人がゴルフしたがっててね』って言われて。指定されたドナルドのゴルフ場に行ったら、その友人は(元大統領の)ビル・クリントンだったんだ」「というわけで、ビルもオレとドナルドが知り合いだって証明できるわけよ」とニヤリ。司会者が「ドナルドは、あなたと面識がないと、ウソをついていることになりますよね。これで、選挙戦に大きな打撃を与えることができるのでは?」と言うと、サミュエルはうれしそうな表情で、親指を立ててみせた。
Twitterでは、アンソニーがドナルドに対して、「おいおい、ドナルド・トランプさんよ! サミュエル・L・ジャクソンと私と一緒にゴルフしたじゃないか。ランチも一緒に食べたのに! シュリンプとホットドッグって言えば思い出せるかな?」とサミュエルを援護し、ドナルドを追いつめていった。
ドナルドはこのアンソニーのツイートは無視し、サミュエルに対して、再び攻撃を開始。「私はゴルフでズルはしない。サミュエル・L・ジャクソンはするけどね。まあ、仕方ないことだと思うけど」「サミュエル・L・ジャクソンのスイング、あれはよくないね。私は何度もクラブ・チャンピオンシップで優勝しているが。奴とはチャリティで一緒にプレーしたけど」とツイートし、一緒にゴルフしたことを認めながらもサミュエルに悪態をつきまくった。
実はドナルド、スポーツライターから「ゴルフでズルする度数を1から10で表すと、ドナルドは11だ」と批判されたこともある。もちろん、ドナルドはこのライターを名指しで非難し、「ぶっ殺してやる」とかみついているのだが、このライターだけでなく実に多くの人たちが「ドナルドは最悪のゴルフプレイヤー」だと証言しているのである。
2012年には、ロック歌手のアリス・クーパーが、「最悪のセレブリティ・ゴルファー? ドナルド・トランプと一緒にゴルフしたことがある、とだけ言っておくよ」と発言。この時もドナルドは、「そんな奴、知らん」「人に対して失礼なことを言う奴だな。私に対して、そんな失礼なことを言うなんて」と激怒していた。
大手ゴシップ芸能サイト「TMZ」の突撃取材を受けたサミュエルは、世間の盛り上がりに苦笑していた。しかし、インスタグラムには、ドナルドとアンソニーのツイートをキャプチャした画像を投稿しており、この状況を楽しんでいるよう。
「ゴルフでズルした」と言われることに過敏になっているドナルド。アンチは、当初面識がないと言っていたドナルドが、「あぁ、サミュエルとゴルフしたよ! でも、ズルしたのは私じゃなくて奴だ!」というツイートをしたことに拍子抜け。ネット上には、「相手にするのもバカバカしい」「本当、自分に都合良く考える男だ」「これぐらい図太くないと、政治家は務まらないだろう」など、さまざまな意見が飛び交っている。