ベッキー、不倫騒動で“倒産”の危機!? CM降板による「莫大な違約金」でタレント生命終了か
タレントで歌手のベッキーが、人気バンド・ゲスの極み乙女。の川谷絵音と極秘交際をしていると、7日発売の「週刊文春」(文藝春秋)が報じ、6日夜にはベッキーがマスコミの前で騒動を謝罪した。
「このたびは、お忙しい中、お集まりいただき、大変申し訳ありません」
午後8時に東京・四谷の所属事務所で始まった緊急会見には、約150名の報道陣が押し寄せた。約4分半の謝罪会見は、質疑応答が一切ない異例の形。白シャツに茶色のスカート姿で姿を見せたベッキーは、「私の思いを一方的にお伝えするという形になってしまい、大変心苦しく、そして申し訳なく思っております」と話し、川谷との関係について「お付き合いということはなく、友人関係であることは間違いありません」と不倫関係を否定した。
1998年にテレビ東京の『おはスタ』でデビュー後、ハーフタレントの先駆けとしてバラエティ番組を席巻し、歌手業や女優業、CM出演などマルチに活躍しているベッキー。過去には、人気グループのメンバーとの恋仲が報じられたこともあったが「基本的には“ノースキャンダルタレント”として、クライアントの評価も高かった」(広告代理店関係者)という。
「ベッキーは事務所内で特別な立場にいます。彼女は、200名以上が在籍する老舗芸能プロ・サンミュージック所属ながら、その屋台骨を支える“超エース”タレントですからね」(同)
ベッキーが、事務所内で特別視され始めたのは、2009年、事務所の先輩である酒井法子が薬物事件を起こしたことが発端となった。
「事務所幹部も、新人から育て上げた酒井をかなり信頼していたようですが、酒井本人は薬物事件を起こし、1週間にわたる逃亡後、逮捕。事務所は酒井を解雇しましたが、その際、クライアントに対して億単位の違約金支払いが発生したそうです。まさに、事務所倒産の大ピンチ。そんな時、支えになったのが、すでにバラエティでガンガン稼ぎまくっていたベッキーでした」(事務所関係者)
ベッキーは仕事を次々とこなしていったそうだが、こうして屋台骨として成長する一方「事務所はベッキーのわがままやプライベートに関しては、基本口出しすることができなくなり、本人の意向に従うようになりました。関わるスタッフも固定化され、ほかの者は口出しできない。まさに女帝というか、アンタッチャブルな存在になってしまったんです」(同)という。
そんなベッキーが今、大きなスキャンダルに巻き込まれた。今後について、現時点で所属事務所サイドは、番組やCMの出演見合わせや降板について言及していないものの、別の芸能マスコミ関係者は「かなりピンチになる」とみている。
「今回の一件で、早急に会見を開いたのは評価できるけれど、かといって影響力が強いタレントだけに、何食わぬ顔でテレビやCMに出演し続ければ、局やスポンサーにクレームが殺到するのは絶対に避けられない。事務所とすればほかの所属タレントと比べてギャラのケタが違うベッキーが倒れたら、それこそ倒産危機になるでしょうね」(同)
迅速な火消しはよしとして、後始末は相当手こずることになりそうだ。