羽生結弦、突如沸いた「婚約&6年愛」報道! ガセ扱いも“確証アリ”と読める理由
下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!
あけましておめでとうございます! 今年もお正月から芸能人熱愛が話題になった。中でも神田正輝と三船美佳の年の差熱愛には驚かされたが、あまり興味も引かれずその信憑性も……。今年は嵐・松本潤と井上真央、そしてくりぃむしちゅー・有田哲平とローラがどうなるのか。それが楽しみだ。
第297回(12/24~1/5発売号より)
1位「羽生結弦 同級生婚へ! 秘めた6年愛結実」(「女性セブン」1月21日号)
2位「中山美穂 破局!『愛を清算します』」(「女性セブン」1月7・14合併号)
3位「DAIGO 北川景子との1月入籍決意に女ストーカー『元日夜の乱入』!」(「女性自身」1月19日号)
正月早々、驚きのスクープが飛び出した。「女性セブン」による羽生結弦の結婚報道だ。しかも熱愛発覚ではなく、すでに相手女性にプロポーズした、いわば“婚約”状態というのだからビックリ。
記事によると、お相手女性は羽生の高校時代の同級生Aさん。クラスで孤立しがちだった羽生の数少ない理解者だったが、昨年春、羽生はAさんに交際を申し込み、夏頃にはプロポーズまでしたという。羽生の母親もこれを承諾し、すでに顔合わせも済ませている。ただ、すぐに入籍、挙式とはいかず、2018年の平昌五輪後に結婚の約束をした。
つまり2人は婚約者同士になったということで、これら情報が羽生の“知人”やフィギア関係者から語られている。
しかし――。それを裏付ける決定的証拠は、記事を読む限りない。そして、「セブン」の直撃を受けた羽生は「高校が一緒だっただけ」と、結婚どころか交際すら否定し、またAさんも「仲のよい友達」と羽生と同調している。だが、実家で取材に応じたお相手女性は「ゆづるは女々しい」「LINEに“つら~い”ってメッセージが入ってて」などとぶっちゃけトークをしているのだ。これをどう考えるか。
「セブン」は、これまでも有田とローラの結婚情報や、錦織圭の浮気→婚約破棄→別女性への乗り換え疑惑など、一見“ガセ”とも思える記事を掲載してきた。だが、それらは決してガセではなかった。
今回も同様、多くの関係者やファン、マスコミは“ガセ”扱いし、また“世界”の羽生に気を使ってか、ほとんど後追いもされていない。だが、今回の記事も「セブン」が今年初売りのトップ特集で、しかもディテールだけは妙に詳しい記事を掲載したということは、何らかの確証を持っていると考える方が普通だろう。逆に、何の確証もなくここまで書き飛ばすとは考えにくい。