“韓流四天王”の電撃婚が続いた2015年、ウォンビンの「デキ婚」とヨン様夫婦のその後
2015年の芸能界のビックニュースといえば、「福山ショック」「福山ロス」なる造語を生んだ福山雅治と吹石一恵の結婚だろうが、お隣・韓国でも電撃婚に沸いた1年だった。
1つは、“ヨン様”ことペ・ヨンジュンがついにゴールインしたことだ。第一次韓流ブームの立役者で、芸能事務所・キーイーストの筆頭株主として総資産約1,400億ウォン(約140億円)の資産家としても知られる稀代の独身貴族は、かつてガールズグループ「Sugar」の一員として活躍したタレントのパク・スジンと結婚。交際わずか3カ月というスピード婚は、韓国はもちろん、日本のメディアでも大きな話題となった。一部では「デキ婚」説も流れ、ネット上には2人に関する悪質なコメントも増加。これに対し、ペ・ヨンジュンの所属事務所が悪質コメントを書き込んだネット民30数人を告訴する事態になったほどである。
韓国スポーツ紙の芸能記者によると、2人はソウル市の城北洞(ソンブクドン)に新居を構え、仲むつまじい新婚生活を送っているとのことだ。ちなみにパク・スジンが妊娠・出産することはなく、最近では自身のインスタグラムにタイでのプライベート写真を公開し、元気な姿を見せている。
この電撃婚に匹敵する話題となったのが、ウォンビンと人気女優イ・ナヨンの結婚だ。2人の交際は13年7月に発覚していたものの、互いに“神秘主義”を貫くスターだけにその恋の行方が注目されていたが、昨年5月30日に突然の結婚報道。ウォンビンの故郷・江原道(カンウォンド)の簡素な庭園で近親者だけを集めて結婚したというニュースは、「秘密結婚」という造語を生んだ。
そして結婚から半年足らずの11月19日には、イ・ナヨンの事務所が男児を出産したことを公表。結婚報道が出た時点から「速度違反婚(デキ婚を意味する造語)」説が流れていたが、それを裏付けるかたちとなってしまったわけだ。
ちなみにぺ・ヨンジュンは43歳、ウォンビンは38歳。これにチャン・ドンゴン43歳、イ・ビョンホン45歳を加えた4人が“韓流四天王”と呼ばれていたのは、10年ほど前のこと。4人とも結婚してしまった今、韓国のアラフォー女性の間では誰が人気なのか?
韓国のアラサー&アラフォー女子たちの間で人気のバラエティ番組『オンニ(姉さん)たちの選択』が実施した「30~40代の女性たちが“手に入れたい男”」アンケートで堂々の1位に輝いたのは、ドラマ『星から来たあなた』に主演したキム・スヒョン。2位はドラマ『シークレット・ガーデン』に主演した俳優ヒョンビンだった。いずれもまだ若く、独身。韓国のアラサー&アラフォー女子たちが「福山ショック」ならぬ「ヨン様ショック」や「ウォンビン・ロス」に明け暮れる暇はない。立ち直りは早いようだ。
果たして、16年はどんな電撃婚があるのか?