「ばびろんまつこ、エクセレント!」歌舞伎町トップホスト・東城誠が、キラキラ女子を斬る!!
2015年のバースデーには、1000万円超売り上げる大記録を達成
――はい。翻訳家で、トム・クルーズの友達ですよね。でも「女はバカな方が可愛い」っていう男の人も多いような……。
東城 僕は少数派だと思いますよ。でもそういう気持ちになったのって、ホストの仕事を始めてからかもしれない。女の子を見すぎちゃって、可愛いだけじゃつまんないなって思うようになりました。
――あと、ばびろんは、やたら「セックス嫌い」をアピールしていましたが、そのことについてはどう思いますか?
東城 本当にセックス嫌いな人が、わざわざセックス嫌いなんて言わない。「セックス」って言葉自体、口に出さないと思います。「セックス嫌いと言う女は、かっこいい」っていう風潮があるから、そういったポーズなのかと。お客さんでも、「性欲ない」って言う子がいますけど、そんなことないですもん(笑)。わざわざセックスのことを何度もツイートするなんて、相当セックスが好きなんだと思いますよ。
――ホストといえば、「枕営業しているのでは?」などと、お客さんとの肉体関係を探られる機会もあるかと思いますが……。
東城 お客さんにとって「ホストとヤる」っていうのはゴールなんです。だから、「完全にヤレない」存在というのは夢がない。僕は、その駆け引きをUFOキャッチャーだと思っていて、例えばUFOキャッチャーで3万円使っちゃったら、景品が落ちるまで立ち去れないでしょう? それと同じで、僕に1,000万円くらい使っちゃったお客さんは、薄々「ヤレないだろうな」と感じていても、もう立ち去ることができなくなる。僕ならその状態で、あともう1,000万円使わせられると思いますけど。それがホストの仕事です。
――東城さんご自身は、“夜のUFOキャッチャー”で落ちちゃったという経験は?
東城 ……内緒です!(笑)
――最後になりましたが、ナンバーワンを獲得した東城さんの、次の目標を教えてください。
東城 この業界を極めたいなと思っています。店という垣根を越えても、ホストとしてナンバーワンでいたい。罪を償ったばびろんさんに、次こそは本当に成り上がってもらって「東城誠指名してるの~」って自慢ツイートしてほしいな。最近は芸能界からもオファーをいただいたりしておりますが、「自分はホストである」という軸は変わりません。やっぱりホストの世界で一番成功したのって、城咲仁さんだと思うんですよ。いつか城咲さんを超えるホストになりたいですね。
(取材・文=西澤千央/撮影=東京フォト工芸・酒井一郎)
東城誠(とうじょう・まこと)
1862年7月27日、パリ出身。歌舞伎町「PLATINA」本店、部長。同店ナンバーワンホストとして人気を博している。口癖は「お前ら金持って集合ーっ!!」。
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