AKB48、『あさが来た』人気に便乗! “波瑠版”ジャケット発売に「必死すぎ」の声
90万5,490枚を売り上げ、オリコンウイークリーCDランキング(12月21日付)のシングル部門で初登場第1位となった、AKB48「唇にBe My Baby」。通算42枚目(インディーズ時代を含めると44作目)となる同シングルには、NHK連続テレビ小説『あさが来た』の主題歌「365日の紙飛行機」が収録されている。
9日発売時には、CDジャケットに「“「365日の紙飛行機」収録”とシールが張らされている程度だったが、『あさが来た』が13週連続の週間視聴率20%超えの好調に伴い、このたび、同ドラマ仕様のジャケットが発売された。裏面に主演・波留の写真と“あさが来た”の文字が躍っており、AKBファン以外の人にも目につくような仕上がりになっているが、ネット上では「今さらかよ」といった指摘が噴出している。
「『唇にBe My Baby』はType A、B、C、Dの初回限定盤&通常盤に加え劇場盤、計9種で発売されており、どのジャケットも卒業が発表された高橋みなみを前面に押し出しています。総監督を務めた高橋の功績を考えれば当然ではありますが、『あさが来た』効果で予想以上にカップリング曲『365日の紙飛行機』の人気に火がついたため、急遽『あさが来た』仕様のジャケット発売に至ったようです。ただ、ネットユーザーからは『最初からそうできただろ』『今さら遅い』といった声が上がっています」(芸能ライター)
「CD&DLでーた」(KADOKAWA)が、10~60代の男女1万1,317人を対象に行った「2015年1番思い出に残っている曲」というアンケートでは、「365日の紙飛行機」が1位を獲得。AKBのファンが少ないであろう40~60代女性からの支持が高かったそうで、「『朝が来た』仕様ジャケット発売により、『唇にBe My Baby』がさらに売り上げを伸ばすのでは」(同)という指摘もある。
その一方で、「AKBサイドは売り上げを伸ばすことに躍起になっている」(芸能誌編集者)との声も。
「初週で90万超を売り上げましたが、AKBにとっては物足りない数字です。AKBは、20枚目(インディーズを含めると通算22作目)のシングル『桜の木になろう』からずっとミリオンを達成していますが、そのほとんどは初週でミリオンを超えており、『初日で達成』も珍しくない。そんな中、万が一にも高橋センターの『唇にBe My Baby』がミリオンを下回るようなことがあってはいけないと、AKBサイドは焦っているのではないでしょうか。ファンからも『たかみなのが売れないのはまずいよな』『意地でも売らないと』などの声が見られます」(同)
初週ミリオン割れを目立たせまいとしたのか、「シングル総売り上げ枚数がB’zを超えた」「秋元康の作詞したシングルの総売り上げ枚数が1億枚を突破した」などといった報道が流れたことにより、逆に「必死さ」が浮き彫りになってしまったAKB。オリコンウイークリーCDランキング(12月28日付)では、推定売り上げ枚数25,800枚で第4位となったが、『あさが来た』効果で枚数を伸ばし、無事ミリオン達成となるのだろうか。