KAT-TUN『タメ旅』、A.B.C-Z『ABChanZoo』、Jr.番組まで! バラエティ視聴率を徹底分析
メンバーの田口淳之介が2016年春をもってグループを脱退すると発表したKAT‐TUN。15年はグループのレギュラー番組がスタートするなどファンにとってもうれしいニュースが舞い込んだが、デビュー10周年を目前に多くのファンが悲しみに暮れることとなった。そんなKAT‐TUNのレギュラー番組の視聴率はどれくらい稼いでいるのか、12月中旬までのデータを元に振り返りたい。また、今回はKAT‐TUNの後輩にあたるSexy ZoneやA.B.C‐Zメンバーが出演し、関東地区で放送中のバラエティ番組(民放)も見ていこう。
■KAT‐TUN『タメ旅』は1~4%台、ゴールデン帯レギュラーは好調
KAT‐TUNは冠番組『KAT‐TUNの世界一タメになる旅!』(TBS系)が4月17日からスタート。特別番組を経てレギュラー化されたもので、KAT‐TUNが全国各地を旅するバラエティ。放送は金曜深夜0時50分~1時20分で、12月3週目までのデータを見てみると、最低は8月14日の1.6%(ビデオリサーチ調べ、 関東地区/以下同)で、最高は4.1%(5月8日)だった。田口は11月24日放送の『ベストアーティスト2015』(日本テレビ系)で脱退を発表したが、27日放送の『タメになる旅!』の視聴率は前週の3.8%から微減の3.6%を記録。翌週12月4日は長野旅の後編だったが、こちらは1.8%にまでダウン。同時間帯はSMAP・草なぎ剛が出演する『「ぷっ」すま』(テレビ朝日系)が一人勝ち状態のため、民放トップは厳しい状況だ。
その田口は14年10月に始まった『所さんのニッポンの出番!』(TBS系)に出演中。初めて個人でレギュラー出演している番組で、放送は火曜午後7時台のゴールデンタイム。15年は通常放送で6~9%を獲ることも多かったが、12月1日の2時間スペシャルは10.4%、「町工場」を取り上げた15日の通常回は11.0%と、テーマによってバラつきがあるようだ。続いて、上田竜也が隔週で出演している『炎の体育会TV』(同)は通常放送で1ケタ後半が定番となっており、直近の上田出演回は12月5日が8.2%、19日の3時間スペシャルは10.0%だった。
一方、中丸雄一は日曜朝の情報番組『シューイチ』、亀梨和也は日曜夜のスポーツ・ニュース番組『Going!Sports&News』(ともに日本テレビ系)に出演中。ともに11月29日の生放送で田口の脱退に言及していたが、『シューイチ』は前週22日の10.4%からアップし、11.5%を記録。『Going!』も前週の4.5%から5.0%に上昇していた。