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サイゾーウーマン勝手に調査団

さかなクン、渡辺直美……テレビ関係者に聞いた、2015年「再評価」タレント番付! 

2015/12/31 15:00

「今までは魚に詳しい、風変わりなタレントといった目でしか見られていませんでした。その風向きが変わったのは、少しさかのぼりますが、やはり2010年、絶滅種とされていた魚『クニマス』の生存を確認し、今上天皇にお褒めの言葉をいただいたときからでしょう。これで最強の『ハク』がついた。さらには、ひそかに、最近の『ふなっしー』の活躍も下地にあるような気がします。さかなクンのあのカン高い声、さらには、せわしない動きは、どう見ても『ふなっしー』です。つまりは、ゆるキャラブームの影響で、世間の目がさかなクンに再び向いた気がします」(前出・テレビ局スタッフ)

 ほかには、あの女芸人も再評価の呼び声が高いという。

「渡辺直美といえば、以前はビヨンセのモノマネをする人、というイメージしかありませんでしたが、最近は、ほかの女芸人の中でも図抜けた感はありますね。その人気の秘密は、日々更新されるインスタグラム。写真の面白さやファッションセンスの高さが話題となり、フォロワー数は現在、約250万人。これは芸能人インスタグラムランキングで、ローラ、長澤まさみといった人気タレントを抑えて、堂々の2位(1位は水原希子)につけています。とはいえ自身の生活は『貯金残高は2万円』と告白するなど、ズボラなところは変わっていないようですが、そんな飾らないところも支持されています」(テレビ誌記者)

 確かに今の渡辺は、『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)で活躍するいとうあさこのように体を張りまくるわけでもなく、オアシズ・大久保佳代子のように下ネタで笑いを取るわけでもない、独特のポジションにいる。

 ほか放送作家や民放キー局のテレビマンからは、おバカキャラながら、時に毒舌を交えながら繰り出す的を射たコメントが評価され、『ロンドンハーツ』や『ナニコレ珍百景』(ともにテレビ朝日系)などにコンスタントに呼ばれている重盛さと美や、『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)『有吉弘行のダレトク!?』(フジテレビ系)『この差って何ですか?』(TBS系)など、忘れた頃にちょうど良い頻度でテレビで見る「永遠のバラドル」井森美幸の名も聞かれた。

 以上、名前が挙がったメンバーを見ると、人気が落ち着いた後もあきらめないことで、次の波を待つことが成功の秘訣ともとれるが、その波がいつどんな形で来るのか予測のつかないところもまた、芸能界の、厳しくもあり、また面白いところでもあると言えよう。果たして、来年はどんな「こっそりブレーク」タレントが現れるのだろうか?

最終更新:2015/12/31 15:00
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