『スター・ウォーズ』一行の来日ウラ話!「監督とアイコンタクト」でネタバレ厳戒体制!!
日本全国を熱狂させている映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』。まだ公開されたばかりなのに、もう動員100万人超えとは! すさまじい人気です。公開前から大盛り上がりで初日までカウントダウン状態だったこの映画。12月10日にJ.J.エイブラムス監督とメインキャスト御一行様が来日して、より一層盛り上がりました。
成田空港の到着ロビーには、J.J.エイブラムス監督、主演のデイジー・リドリー、デイジーの相棒役のジョン・ボイエガ、悪役カイロ・レン役のアダム・ドライバーをお出迎えしようと、300人のファンが集結。『スター・ウォーズ』のコスプレ族も多数いたそうで、空港が「コミコン」会場みたいになったのは、この作品だからこそ! 監督以外は、まだ日本では無名に近い役者なのに、フォースの力でファンを引き寄せたのでしょうか。
監督とキャストのスケジュールは、プレミア、東京ディズニーランドでのイベント、記者会見、個別取材となっており、目新しいのは東京ディズニーランドでのイベント。そうです、『スター・ウォーズ』はエピソード7『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』から、配給会社が20世紀フォックスからディズニーに代わったのです。ディズニーランドでのイベントもディズニー仕切りならでは! というわけで、「どんなイベントだろう?」と思って取材に行ったのですが、あいにくの悪天候で中止に……。
しかし、その後の記者会見で、イベントの中止によりキャストが束の間のオフを取れたことが判明。デイジー・リドリーは「私は2度目の来日です。また原宿へ行ったわ」と。どうやらキディランドへ行ってきたようで、インスタグラムに写真をアップしていました。
インスタグラムより
劇中でデイジー演じるレイの相棒となるフィンを演じるジョン・ボイエガは、いつもニコニコ、愛嬌たっぷりの若者です。日本の漫画が大好きで、特に『NARUTO』(集英社)の大ファン。プレミア会見のインタビューでも「HOKAGEになりたい」と言って、通訳さんの頭を悩ませていました。またデイジーが原宿で買い物をしている間、ジョンは「アキバに行きました。普段使わないものまで買っちゃいましたよ」とウキウキ。彼は秋葉原の戦利品をTwitterにアップ。何気にマンガ本も映りこんでおり、本気度がうかがえます。
アキバ好きといえば、J.J.エイブラムス監督。「日本に来るのは7回目か8回目だよ」と語る監督は秋葉原通でもあるので、ジョンとは話が合いそうですね。今回は息子くんと来日し、「息子と寿司を食べに行きたいよ」と言っていました。今や超セレブな監督ですが、若い頃に来日したときは、高田馬場の安ホテルに宿泊したと会見で思い出話。そのことから、劇中に登場する惑星の1つに「タコダナ」という名前を付けたそうです。高田馬場、監督には「タコダナ」に聞こえたんですね。
アダム・ドライバーは、空港でもプレミアでもあまり笑顔を見せないので「機嫌が悪いのか?」と思っていたけれど、スタッフ、記者、ファンにとっては「全てにおいて神対応!」だったそう。笑顔を見せる時間も惜しんでファンにせっせとサインをし、一緒に写真も撮影し(ときどき変顔もしていたらしい)、ファンがうっかり荷物をドサっと落としたときには拾って渡してあげる優しさ。取材のときは、担当通訳さんにとても優しく、あらゆる場面で紳士であり、劇中で思い通りにならないとキレまくるカイロ・レンとは正反対の方とお見受けしました!
来日は公開前だったからか、とにかく映画の内容については秘密厳守を貫いていた監督&キャスト。記者たちは、何かポロっと言わないかと期待して遠回しに質問を投げますが、見事にかわしていました。しかし、ときどき「これ言っていいかな」と悩む質問が出ると、監督をチラ見。通訳さんも「訳していいのかな」と悩むと監督をチラ見。迷ったときには監督をチラ見して、監督とアイコンタクトで秘密を守っていたようです。
『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』を見ると、確かにうっかりしゃべったら大変!というほど、ショッキングなことが起こるため、仕方ないのかもしれませんね。良識あるSWファンは「これはしゃべれない。とにかく見て!」と言いますから。
シリーズは今後も続き、監督は変わってもキャストはこのまま継続のようなので、エピソード8でまた来日してくれるはず! というか、J.J.監督もキャストも別の映画でまた日本に来て、楽しんでいってほしいですね!
『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』
砂漠の惑星で家族を待つレイ(デイジー・リドリー)のもとに、ストームトルーパーの脱走兵フィン(ジョン・ボイエガ)と、ある任務を背負ったドロイドのBB‐8がやってきます。惑星が襲撃され、レイとフィンとBB‐8は宇宙船のミレニアム・ファルコン号へ。レイはそこである人物と出逢い、彼女自身のルーツと向き合うことになるであろう冒険の旅が始まるのです。
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(TOHOシネマズ日劇ほか全国公開中)