『スター・ウォーズ』に沸くアメリカで、同作を模した大人のおもちゃ&コンドームが大人気!
10年ぶりの新作で、シリーズ第7弾となる映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』。公開前からファンはコスプレをしたり、関連グッズを集めたりとテンション上がりっ放しで、12月14日にハリウッドで開催されたワールド・プレミア上映会では、出演者やジョージ・ルーカス&J・J・エイブラムスの新旧監督に悲鳴のような歓声を送った。
17日に一般公開となった『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』は、オープニング週末の興行収入で、北米歴代最高となる2億3,800万ドル(約289億円)を記録した。米大手調査会社「ニールセン」は先週、今年、145万枚の同作の映画DVD、200万冊の本が売れたと発表。昨年と比べて倍以上の売り上げで、経済アナリストたちは、今後1年間で、50~60億ドル(約6,000~7,200億円)の『スター・ウォーズ』関連商品が世界中で売れると予測している。この人気を最大限に利用しようと、同作の著作権を持つ「ルーカスフィルム」は、裁判所に「マヨネーズ、ケチャップ、冷凍食品、ボウリング球、マットレス、釣り道具など」の公式グッズ販売著作権を申請。今後も、関連グッズでしこたま儲けると見られている。
そんな中、米大手ゴシップ芸能サイト「TMZ」が、『スター・ウォーズ』にインスパイアされた“大人のおもちゃ”が驚異的な売り上げを見せていると報じた。それは、ポップなデザインとカラーで世界中の愛好家から支持されている、ドイツのアダルト玩具ブランド「FUN Factory」が販売しているもの。同社は、値段は高いがツボを押さえた製品が多く、2013年10月に発売開始された電磁式ピストンが売りのバイブレーター「ストロニック・アインズ」シリーズは大ヒット作となった。
売り上げを伸ばしているのは、今年発売された最新バージョン「バイ・ストロニック・フュージョン」。ピストン動作機能と、クリトリスを刺激するバイブ振動が特徴で、リズム振動は64パターンも備えている。お気に入りの組み合わせを記憶させるメモリー機能もあり、Gスポットをピンポイントで刺激してくれるので、奥まで吸い込むように挿入でき、ハンズフリーで楽しむこともできる。ウォータープルーフかつ、ソフトなシリコン製で、多様なシチュエーションで使える。
最先端をいく製品ということをアピールしたいのか、「バイ・ストロニック・フュージョン」のイメージ画像やコマーシャル動画は、『スター・ウォーズ』にインスピレーションを受け、制作されている。公式サイトに掲載されているイメージは、『スター・ウォーズ』のレイア姫のような女性が男性とお楽しみを始めようとしている写真や、宇宙人の女性が商品を品定めしている写真などが使用されている。