篠原涼子『オトナ女子』、全話平均8.71%! 「長いコントだった」と最終回までツッコミの嵐
低空飛行が続いていた篠原涼子主演の連続ドラマ『オトナ女子』(フジテレビ系)最終回が19日放送され、平均視聴率は9.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)だったことがわかった。全11話とも1ケタ台という“惨敗”に終わってしまった同ドラマは、ラストも「消化不良だった」と視聴者から声が上がっている。
今クールのフジ系連ドラでは最も期待されていた『オトナ女子』だが、初回視聴率は9.9%と大方の予想を裏切る数字に。その後も、第2話9.2%、第3話ではワーストの7.2%を記録した。その後も第4話9.0%、第5話8.3%、第6話7.5%と右肩下がりとなり、この後も9%前後をウロウロしている状態だった。
「フジが目指したアラフォーラブコメディは『現実味がまったくない』などといわれ、登場人物の描写をめぐっては、自社の番組『新・週刊フジテレビ批評』内で、脚本家の大石静氏に『40代の女性3人の会話が上っ面』と批判されていました」(芸能ライター)
また、放送中には、フジテレビ社長・亀山千広氏の失言も、現場の混乱を招く結果に。篠原は亀山氏が記者会見で発した「(低視聴率の理由は)涼子ちゃんのイタさが足りない」という発言にひどく落ち込んでいたという(既報)が、この反応を受けて亀山氏は「僕なんかがああいう形で演出のことを言ってしまうのは良くないと思って、反省して謝りました」と慌ててフォロー。しかし、伸び悩む視聴率の責任を主演1人にかぶせるかのような亀山氏の姿勢には、ネット上でさらなる批判が巻き起こった。
「ほかにも、ネット上で『気になる』『癇に障る』などと指摘されてきたのは、篠原がこれでもかと髪の毛をかき上げるしぐさや胸元が大きく開いた服でしたが、第4話頃よりこれらは減少傾向に。わずかなテコ入れは行われていたようですが、篠原と江口洋介のキスシーンで幕を閉じた最終回について、ネット上では『よくあるパターンの終わり方でがっかり』『長いコントを見ていたようだった』『好きな女優がいたから何とか最後まで追いかけられたけど……』と、脚本に関する批判が散見されました。『オトナ女子』は、今期最も批判が噴出したドラマだと思いますよ」(同)
同枠では来年1月より広末涼子主演の『ナオミとカナコ』の放送が予定されているが、今回の篠原と同様“爆死”の巻き添えになってしまわなければいいのだが……。