機材トラブルでコンサートが遅れたマドンナ、「文句言うなら来るな!」と逆ギレし猛バッシング
「事実:みんなが勘違いする前に言わせて! アタシがサウンド・チェックするため会場入りしたら、ショーで使うビデオ全てがクラッシュしてたの。バックアップもダメで。だから再起動できますようにって祈るしかなかった。アタシのショーの照明の75%は、このビデオを利用しているから、真っ暗な中で始めるわけにはいかなかったのよ。だから遅れて、いくつかの曲をカットしなきゃならなくなったの。『Dress you Up』と3曲目のギターソングをね。終了予定時刻の11時は越えちゃったけど、会場側は延長させてくれて、111時39分まで使わせてくれたの!! ショーの終了時刻を決めたのはアタシじゃなく、彼らだったの!! だから最後の3曲ができなかったのよ! その点については悪かったと思ってるわよ。そして、アタシのファンが理解してくれることに感謝するわ! アタシたちはベストを尽くした! 違約金だって払ったのよっ! でも、これが人生ってもんよね。PS でもアタシのショーはアメージングなんだから見るべきよ。今回カットしたのは、たったの12分だけなのよっ!! Rebel Heartツアーは続くわ」
あくまで自分は悪くない、自分としてはショーをカットしたくなかったが、会場側に「最大に延長して11時39分まで」と言われたため、唇をかみしめながら終わらせたのだと強調。人生にはハプニングがつきものなんだから、いつまでも文句言ってんじゃないわよと言わんばかりのメッセージを発信した。
「11時」を「111時」と打ち間違えているところにマドンナの悔しさが読み取れるのだが、観客は「ショーが遅れたことや、曲がカットされたことに対して怒っているのではない」と反論。開始時刻を1時間以上遅れたのにきちんと謝罪せず、「黙れ」「文句あるヤツは来るな」と暴言を吐かれたことに怒っているのだという。
英大手タブロイド紙「Mirror」によると、マドンナの暴言に腹を立てた一部の観客は、そのまま会場を出て行ったとのこと。また、コンサートの終了時刻が遅くなったことで、会場から自宅に戻る最終バスや電車に乗り損ねた観客が大勢いた、と報じている。
マドンナへのバッシングはヒートアップしており、「とっくにピークを過ぎたババアなんだから、汚い言葉を使うんじゃない」「本当に、勘違いババア」「さっさと引退しろ!」と手厳しい声も上がっている。しかし、これまで幾度となく叩かれてきた彼女にしてみれば、「こんなことで大騒ぎするなんて、レベル低すぎ」と鼻で笑う程度のものだろう。実際、彼女のインスタグラムの最新投稿は、上から見下ろす写真に「アイ・ラブ・ユー・ソオオオオオオオ・マッチ(超愛してる)」というメッセージを添えたもの。アラ還のディーヴァ・パワーは衰え知らずで、アンチを蹴散らかし、このまま我が道を突き進むのだろう。