嵐・松本潤、フジ主演ドラマが「白紙化」! 関係者が戦々恐々「嵐は出さない」宣言でピンチ!?
2016年1月期のドラマのラインナップが出揃った。ジャニーズの主演ドラマは、SMAP・香取慎吾の『家族ノカタチ』(TBS系、日曜午後9時~)、同じくSMAP・草なぎ剛の『スペシャリスト』(テレビ朝日系、木曜午後9時~)、そしてTOKIO・長瀬智也『フラジャイル』(フジテレビ系、水曜午後10時~)と豊作だ。しかし、意外にもジャニーズの屋台骨である嵐の主演作は、10月クールに続いて1月期にも見当たらない。
「週刊女性」(主婦と生活社)の報道では当初、『フラジャイル』は嵐・松本潤主演で内定していたというが、ふたを開けてみると、長瀬主演に収まっている。同作は、「月刊アフタヌーン」(講談社)で連載中のコミック『フラジャイル 病理医岸京一郎の所見』の実写化で、長瀬は偏屈な病理医役を務める。『ハンドク!!!』(TBS系)以来14年ぶりの医師役に期待が高まっているが、キャスト決定までには波乱があったようだ。
「当初は、月9枠で松本主演の『フラジャイル』で話が進んでいたんです。近年、『極悪がんぼ』や『信長協奏曲』などラブストーリー以外の作品も放送していた月9でしたが、フジテレビの上層部が急に“月9といえば恋愛ドラマ。これから恋愛路線に戻す”と言いだしたんだとか。それで、水10枠で松本の『フラジャイル』を、とジャニーズ側に打診したところ『相葉も月9主演をしたのに、松本が月9以外に出るなんてありえない』と断固譲らなかったそうです。そんなことから、急きょ『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』の脚本・キャスティングが進められたため、月9主演としては大抜擢の有村架純&高良健吾コンビになったんだとか」(フジテレビ関係者)
結局、フジテレビ上層部とジャニーズ側の折り合いがつかず、松本主演は白紙に。しかし『フラジャイル』の権利を押さえてしまった手前、同じ“ジュリー派”の長瀬主演でドラマ化することになったそうだ。しかし、話はそれで終わったわけではない。
「ジュリーさんは松本の役者としての幅を広げさせたいと考えているため、『フラジャイル』のような個性派の役をやらせたがっているみたいですね。でも月9は今後、恋愛路線で行くと決定したため、『月9がその路線のうちはフジのドラマには出さない』と、ご立腹みたいですね。その様子から、松本だけでなく、嵐メンバーがフジのドラマから撤退するのでは……とうわさが流れていて、フジ関係者は戦々恐々としています。嵐のドラマは手堅く数字が取れますから、完全撤退となったらかなりの痛手ですよ。二宮和也主演のスペシャルドラマ『坊っちゃん』はこの騒動の前に決まったものなので現在撮影中ですが、ジャニーズをこれ以上怒らせないよう、プロデューサーたちがジャニーズ側をヨイショしてご機嫌を取っています」(同)
先日、ゴールデン帯の週間視聴率でついにテレビ東京にまで抜かれたフジテレビ。国民的アイドル・嵐にもソッポを向かれたとしたら、テレビ東京を抜き返すことすらできなくなるかもしれない。