米倉涼子・夫、マスコミへの言動に現れた「モラハラ」の一面! 離婚問題の原因の一端
そしてモラハラだ。離婚騒動直後、「週刊文春」(文藝春秋)は離婚騒動の原因として、夫のモラハラぶりの詳細を報じている。突然不機嫌になり何度も人前で怒鳴ったり、5時間正座させて説教したり、酒の席で首を絞め、頭を叩く――。今回「自身」がゲットした夫のコメントは、「モラハラはやはり事実だった」と容易に想像できるもので、モラハラ報道を図らずも証明するものといえる。
モラハラをする人間は相手を支配するだけでなく固執する傾向があるようだが、それも合致しているしね。
そんな「自身」渾身の直撃取材の成果に、拍手!
モラハラの次がマタハラ。日本の寒々しい現状を表しているようで悲しくなるが、『NEWS23』(TBS系)のメインキャスター・膳場貴子アナのマタハラ騒動を「セブン」「自身」の2誌が取り上げている。
まずは事態の推移を記しておきたい。11月20日、膳場アナは出産後の番組復帰に意欲的なコメントを残し、産休に入った。ところが12月3日、一部スポーツ紙や「セブン」で膳場アナの降板が報じられる。しかも内容は媒体によってちぐはぐなものだった。「スポーツ報知」では膳場アナが自ら「育児に専念したい」と降板を申し入れたと報じ、一方「セブン」では10月末にTBS報道局幹部が膳場アナに「『体のためにも、生まれてくる赤ちゃんのためにも、キャスターの仕事はやめたほうがいい』と説明された」とモラハラによる降板だと報じたのだ。
だが、これに即座に反応したのが当の膳場アナだった。スポーツ紙の報道に対しFacebookで「降板申し入れはしておりません。このような誤報を、たいへん残念に思っています」と降板自体を否定したのだ。
このような紆余曲折を辿っている膳場アナの降板問題だが、この事態に「セブン」ではTBSのマタハラ体質を批判し、「自身」でも「人事権を握る局の幹部が、そうした(マタハラの)意識すら持っていなかった」と大きく批判している。ともに膳場アナの降板騒動の裏にあるマタハラを指摘し批判しているが、実はこれにはもうひとつの裏がある。それが『NEWS23』への政治圧力攻撃、そして岸井成格キャスターと膳場アナ降ろしだ。
同番組はこれまで、集団的自衛権や安保法制に批判的(というか真っ当な)スタンスをとってきた。しかしそれが気に入らない安倍首相は、昨年末の衆院選の際の街頭インタビューに対しても「意図的だ」と激怒するなど、同番組を目の敵にして圧力を強めてきたとされる。その流れから圧力に屈したTBSサイドが「産休に入る膳場アナをそのまま降板させる」と動き出した。つまりマタハラを利用して、膳場アナの“言論”さえも封じようという根深い問題なのだ。
こうした問題については「セブン」「自身」ともに触れてはいないが、しかし「マタハラ降板は許せない!」という両誌の主張は膳場アナ降板阻止には効果的であり、一役買うはずだ。
マタハラとともに、政治的圧力に屈しないため、テレビジャーナリズムの今後のためにも膳場アナの産後復帰を強く望みたい。