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[ジャニーズ・メディアの裏側]

Sexy Zone、ジュリー派へ!? 菊池風磨、SMAP・香取慎吾の新ドラマ“降板”で「飯島派離れる」

2015/12/08 11:45
ミッキーが空気を読まず渾身のガッツポーズ

 SMAP・香取慎吾が主演を務める、来年1月期の連続ドラマ『家族ノカタチ』(TBS系)のキャスト発表をめぐって、ごく一部の関係者の間に波紋が広がったという。ヒロイン役を上野樹里が務め、先日は水原希子の出演も発表されていたが、ジャニーズ主演ドラマでは恒例の“バーター出演枠”には、当初Sexy Zone・菊池風磨の名前が入っていたのだが――。

「番組の情報が解禁される直前になって、なぜか菊池の出演が取り止めになったんです。あまりにも突然の変更で、TBS局員も相当困っていましたね」(制作会社スタッフ)

 ファンの間では常識となっているが、Sexy Zoneのテレビ出演マネジメントは、ほぼ一括してSMAPマネジャー・飯島三智氏の担当となっていた。菊池はドラマ『アルジャーノンに花束を』(TBS系)、『新ナニワ金融道』(フジテレビ系)、佐藤勝利も『ハングリー!』(フジテレビ系)と、飯島派の先輩が出演するドラマに、それぞれバーター出演。また中島健人も同様に、『おじゃMAP!!』(同)『中居正広のミになる図書館』(テレビ朝日系)など、飯島派のバラエティ番組によく出演している。嵐やTOKIO、関ジャニ∞らを統括する藤島ジュリー景子氏の派閥とは、共演すらほとんどない状態となっている。

「菊池の突然の降板はさすがにおかしいと、TBS側に話を聞いてみたところ、ジャニーズサイドは『ジャニー(喜多川)さんの意向です』と繰り返すのみだったとか。実は11月後半くらいから、なぜかジュリー班のスタッフが菊池の売り込みをするようになったんです。結局菊池の穴埋めは、多少設定を変更して千葉雄大で収まったようですが、各テレビ局は飯島氏とジュリー氏、それぞれの派閥で担当プロデューサーを分けるというルールも存在しているため、関係各所から戸惑いの声が上がっています」(同)

 Sexy Zoneの“ジュリー派移籍”に関しては、秋頃からその前兆がみられていたという。

「佐藤、中島、菊池に比べ、松島聡、マリウス葉の2人は『まるでJr.レベル』の扱いといわれ、Sexy Zoneのグループ内格差は深刻な問題でしたが、9月23日放送の『ミュージックステーション ウルトラFES』(同)では、5人全員がお揃いの衣装でパフォーマンスを披露し、ファンは『格差が消滅した』と大喜びしていました。ただ、もしこれがジュリー派移籍による変化だとすると、今後SMAPとSexy Zoneの共演は徐々に減っていき、なくなる可能性もある。14日には、中居正広がMCを務める音楽番組『Momm!!』(TBS系)にSexy Zoneが出演すると発表されましたが、こうした両グループの共演を楽しみにしていたファンにとっては、喜ばしくない事態かもしれません」(ジャニーズに詳しい記者)

 菊池は09年の『SMAPがんばりますっ!!』(同)内で放送された『誰も知らないSMAP物語』に、香取役で出演したという背景があるだけに、今回『家族ノカタチ』の出演が決定していれば、「夢の共演」となっていたはず。「衣装合わせやロケのスケジュールも決まりつつある中、突然の降板決定というだけに、事務所内でなにかよからぬ動きがあったとも考えられます」(同)との声も出ている。

 Sexy Zoneに先駆けて、同じくメンバーの扱いを明確に区別していた飯島派のKis‐My‐Ft2は、その後冠番組を持つようになり、また近頃では格差も解消されつつあるなど成功を収めている。Sexy Zoneの格差解消は、飯島氏の戦略なのか、ジュリー班移籍によるものなのか? 今後のSexy Zoneの動向は、ファンのみならず業界中の注目を集めそうだ。

最終更新:2015/12/08 11:45
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