【極妻アンケート結果】 普段着はユニクロで買い物はコストコ ヤクザの妻たちの知られざる生活実態
今年8月の日本最大の指定暴力団山口組の分裂以降、神戸山口組の発足式、警察による家宅捜索、暴力団組長の殺人事件など、ヤクザに関する報道が相次いでいる。抗争の可能性もあることから、何かと注目が集まっているヤクザだが、その後ろには、その世界で生きる女たちがいる。ヤクザ(極道)の妻、いわゆる“極妻”たちは、一体どのような生活をしているのか。アンケートをもとに、知られざる現実を覗いてみよう。
1……50代 関西有力組織幹部の妻
2……40代 関西有力組織幹部の妻
3……30代 関西有力組織組員の妻
4……30代 関西有力組織組員の妻
5……60代 大阪在住の引退済み極道の妻
■映画のイメージと現実の違い
――ヤクザの妻といえば映画『極道の妻たち』のイメージですが、実際もそういう感じなのでしょうか?
1 昔は部屋住み(住み込みの子分)を息子くらい可愛がったので、オカァチャンとして旦那の代わりに任侠を説いたりしましたが、今時は若い者も「ゆとり」というんですかね? つらいこと、耐えることは苦手で、用事を申し付けたら飛ぶこともしばしば。「組員になりたい」言うもんも少ないから、口出さんようにしてます。
2 もちろん同じところもあれば、違うところもあります。特に関西の極道は、組事には表立っては口出ししません。夫婦に戻った時、若い者に年長者として意見することはありますが、究極の男社会なので、基本は縁の下を心がけてます。あくまで旦那の顔で若い者がおり、大きい顔ができ、生活ができると考えてます。
4 あんな出しゃばりいてまへん。というか「姐さん」と呼ばれるん慣れる頃には眉間にしわ寄って、あんなきれいさも保てまへんし、そもそも男性ホルモン増えてきてオトコ化してます。着物も行事ごとしか着ませんで。
5 全然違います。
――そういうヤクザ映画は見ますか? 見たら、どう思いますか?
1 健さんと文太さんは永遠の憧れです。
3 盃事が好きで、本物のビデオ観てたら映画の方が格好よろしいなぁ。
4 大好きですわ。この名前はドコドコ組の何々さんモデルやな、とか当てはめてしまう。
5 完全に別の世界のモノという感覚で見ます。