米倉涼子、『家政婦は見た!』は『ドクターX』復活の序章? 高部あい逮捕も追い風に
離婚問題の渦中にいる米倉涼子が、いよいよ来年はアクティブに動くことになりそうだ。昨年末、2歳年下の一般人男性と結婚した米倉だが、即別居。離婚問題が取り沙汰される中、米倉は口にチャックをして、この件には一切触れてこなかった。
妊活のため、今年のスケジュールを白紙にしていたといわれる米倉は、今年に入ってドラマも映画も一切出演なし。唯一、9月に舞台『スジナシBLITZシアターVol.2 』に上がっただけだった。
そんな中、米倉は12月5日午後9時より放送される『家政婦は見た!』(テレビ朝日系)で、1年ぶりにドラマ出演する。同ドラマは、もともと市原悦子が主演していた人気シリーズで、昨年3月2日に、「米倉版」がスタートし、17.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)の高視聴率を獲得した。
今回は「米倉版」の第2弾となるが、米倉とテレ朝のタッグといえば、気になるのは大ヒットドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』の今後だ。『ドクターX』は12年10月期に第1シリーズがオンエアされ、平均19.1%をマーク。その後、シリーズ化され、毎年10月期に放送されたが、その平均視聴率は13年が23.0%、14年が22.9%を記録し、同局の“鉄板ドラマ”『相棒』(水谷豊主演)シリーズを上回る視聴率を誇っている。
しかし、米倉側の事情で、昨年放送の第3シリーズで、最後になるとみられていた。
「米倉は『ドクターX』が続くことで、役のイメージがつきまとうことを嫌がったようです。やるとなれば、高視聴率を期待されることになり、そのプレッシャーからも解放されたかったのでしょう。もちろん、結婚問題とも無関係ではなく、年齢的に早期の出産をするため、妊活に入る意向だったので、『ドクターX』には区切りをつけたかったようです」(テレビ関係者)
ところが、結婚したのはいいものの、すぐに夫婦関係は破綻し、離婚問題に発展。12月2日、『家政婦は見た!』の完成試写会に出席した米倉は、「今年は連続ドラマはやりませんでしたが、来年はいろいろ動きまくりたい」と発言。どうやら離婚問題にも決着の道筋が見えてきたようで、来年は、女優としての姿を頻繁に見ることができそうだ。
「今年、テレ朝の連ドラは、『相棒』を除けば、平均視聴率15%を超えるヒット作が1本もありませんでした。キムタクと上戸彩のコンビで勝負した『アイムホーム』も14.8%と期待ほど伸びませんでした。そうなると、やはり同局として熱望するのは『ドクターX』の復活です。知っての通り、米倉が所属するオスカー・プロモーションの所属タレントだった・高部あいが薬物で逮捕され、出演していたテレ朝のドラマ『サムライせんせい』では編集のし直しが必要となるなど、迷惑もかけています。オスカー、米倉とテレ朝との関係性を考えると、テレ朝が三顧の礼を尽くせば、米倉も『ドクターX』のオファーにウンと言わざるを得ないのではないでしょうか?」(同)
終わったはずの『ドクターX』の復活を期待しているのは、同局だけではなく、視聴者も同様だ。果たして、来年、第4シリーズの放送はあるのか?
(森田英雄)