レディー・ガガがスタッフ&共演者に、吐瀉物や、セックス姿をかたどったケーキをプレゼント
豪ニュースサイト「news.com.au」のインタビューを受けたガガは、「ライアンとの最初のミーティングに向かう道中、緊張のあまり、ロールスロイスの中で吐いちゃったの。食品保存用の小袋の中にね。その袋は、ライアンに渡そうと思ってずっと持っていたわ」と告白。
「ライアンは、“この私を嫌な気分にさせられるとでも? 無理だよ”って感じな人なの。彼をグロい気分にさせる人なんていないと思ってたんでしょうけど、このアタシに会っちゃったからねぇ。アタシは吐瀉物の入った袋をライアンに差し出し、こう言ったの。『ここに来る車の中で、こんなことしちゃった。アタシ、ものすごく緊張しているのよ』って」と明かした。
ライアンにゲロ入り袋を渡したことで緊張がほぐれたガガは、共演者のためにビバリーヒルズの邸宅で豪華なパーティーを主催。プールを真っ赤な血の色に染め、皆を喜ばせた。しかし、アンジェラとのレズ・セックスシーン撮影前に、彼女とセックスするガガをかたどった巨大なケーキをアンジェラに贈ったものの、アンジェラいわく「食べなかったわ。ショックすぎて」とドン引きさせてしまったとのこと。そのケーキは、うつ伏せになったアンジェタの股にサングラスをかけたガガが顔を突っ込んでいるというもので、「仕方ないから家に持ち帰ったけど、ガレージの冷蔵庫に入れてるわ。私には、まだ小さい子どもたちがいるのよ。あのケーキが発見されていないことを祈るわ」とアンジェラは語っている。ちなみに、ガガはドラマの中で3Pも行っているが、その際にケーキを作ったかは不明だ。
『アメリカン・ホラー・ストーリー』シーズン5は、すでに放送が始まっており、ガガの演技は高く評価されている。「あれは演技じゃない。ビッチな彼女そのまんまだ」という声も上がっているが、ガガは、「アタシは明るくて面白くて、笑い転げているような人間よ。キャラとは正反対。ライアンから、『もっとビッチに!』『もっともっと意地悪く!』って指示されるんだけど、本当に難しいのよ」と主張。「映画『サイコ』のアンソニー・パーキンスや映画『羊たちの沈黙』のアンソニー・ホプキンス、連続殺人鬼のロバート・ダーストとか、ものすごい時間をかけて研究した」そうで、家に帰ってからもキャラクターを引きずるなど、生活の全てをこの役に注いでいるとのこと。
「移動中、車の窓から外にいる人を眺めて、『あなたはクリーンかしら? あなたを殺すべき? その価値がある人?』って考えちゃうの」と言うほど役にどっぷりだと明かしているため、ネット上では「のめり込みすぎて怖い」「ホラー女優だけで終わる気がする」という声も上がっている。しかし、ガガが過激なのは今に始まったことではない。むしろ、この役で、ゴールデン・グローブ賞やエミー賞の主演女優賞を狙えるかもしれない。
袋に吐いたゲロのおかげで緊張がほぐれたガガが、女優としてどこまで羽ばたくことができるのか。今後が楽しみである。