“ジャニーズの嫌がらせ”説も浮上! 『紅白』司会者発表がなかなか行われないウラ事情
例年10月中旬とされている『NHK紅白歌合戦』の司会者発表会見だが、今年に関しては「歌手発表と同時説」が浮上しているという。18日の定例会見では、板野裕爾放送総局長が「遅いと思ってないし、特に選考が難航しているとも聞いていない」と発言していたが、ネット上では「そりゃ難航してたって、してないって言うに決まってる」などと冷ややかな意見が出ている。すでに司会・出場者ともに決定こそしているものの、いつまでも会見が行われない理由とは?
「白組司会を5年連続で務めた嵐の“卒業”は、当初から関係者の間ではウワサになっていました。そして夏頃には、『北島三郎説』が浮上するも、本命は総合司会がタモリ、紅組・白組は、それぞれ有働由美子アナとV6・井ノ原快彦の『あさイチ』コンビが担当するとされてきました」(週刊誌記者)
ところが、内定していたにもかかわらず、タモリが降板してしまったのは、NHK側の“失態”が原因だったようだ(既報)。
「タモリの内定情報を、NHKのプロデューサーが各メディアに吹聴してしまったことに、所属事務所の田辺エージェンシーが激怒したんです。『そもそもタモリにオファー入っていない』『スケジュールの都合でNGとなってしまった』など、諸説飛び交っていますが、真相はNHKの情報漏えいによるものだとか」(同)
この一件が起こったのが、本来であれば発表会見が行われるはずの10月時点だったため、NHKは大慌てに。「途中SMAP説が浮上したものの、V6とは派閥が違うため、ジャニーズ側の了承が得られない。結局は紅組司会は綾瀬はるかに再登板させ、有働アナは総合司会へとスライド、井ノ原は据え置きという、取ってつけたような采配となったそうです」(同)
「日刊スポーツ」が綾瀬の登板を報じたのは、今月3日。この時点でマスコミ関係者の間では、「すぐに会見が行われる」ともくされていたようだが……。
「今度は、ジャニーズ事務所が『井ノ原の会見スケジュールを確保できない』と、NHKが希望する日時にことごとくNGを出してきたそう。井ノ原は平日必ず『あさイチ』に出演するため、そのまま有働アナとともに会見に臨むことはそう難しくないはずなのですが……。一説には『ジャニーズはもともとV6全員の司会を希望していたが、それを断られたため、NHKに嫌がらせをしている』ともいわれています」(テレビ局関係者)
こうして会見に至らぬまま、すでに出場者の発表が行われる時期となってしまったが「少しでも『紅白』を盛り上げるため、初出場歌手が出席する会見と同時に、司会者も発表するというプランがあるそう。すでに出場者は本決まりしているため、来週中には発表される見込みです」(同)という。「ヒット曲がない」といわれる2015年だが、司会者をめぐるドタバタ劇に、マスコミ関係者だけは少なからず盛り上がりをみせたようだ。