ジュリー班、テレビで“飯島班”の名前を出すのはNG? 飯島班との違いで気になること
11月4日放送の『TOKIOカケル』(フジテレビ系)。ゲストは生田斗真とHey!Say!JUMP・山田涼介。TOKIOメンバーも含め、それぞれの人生観やデビュー当時の裏話など、番組の見どころはたくさんあったが、その中で気になったのは、生田が言った、ジャニーズJr.時代は「今の嵐のメンバーと同じユニットだった」的な発言。
ユニットのメンバーは、松本潤、相葉雅紀、生田斗真、二宮和也。4人のアルファベット頭文字をとって、「MAIN」。この顔ぶれに、「旧嵐だ!」と、即座に反応する国分太一。しかし、Jr.時代の生田といえば、山下智久、風間俊介、長谷川純とのユニット「4TOPS」での活動の方が、活躍度、認知度など、印象が強いような気もする。特に山Pとは仲良さそうだったし。しかし、番組では、山Pの“や”の字も、4TOPSの“フォ”の字もまったく出ない。これってやっぱりいつもの“班”への配慮なのだろうか。
言うまでもなく『TOKIOカケル』はTOKIOの番組。つまり、よくいわれる“ジュリー班”系の番組だ。山田の所属するHey!Say!JUMPも同じ班で、生田もゲスト出演している番組の傾向からすると、同じなのだろう。
一方、現在の山Pは、“飯島班”といわれている。だから、山Pの名前を出すのはNGなのだろうか。嵐がデビューすると聞いたとき、「やっぱり『えー』って思った?」と生田に聞く国分。このトークの流れなら、「オレは旧SMAPメンバー!」と主張してきそうなのに、それもない。SMAPネタもダメなのか? それぞれの班は他班のタレントの話をしてはいけないようになっているのだろうか。やっぱり気になってしまう。
ここでいったん整理してみると、ジュリー班系列とされるタレントは、TOKIO、V6、嵐、NEWS、関ジャニ∞、KAT‐TUN、Hey!Ssy!JUMP、ジャニーズWEST、そして生田斗真あたり。飯島班がSMAP、山下智久、Kis‐My‐Ft2、Sexy Zone、A.B.C‐Z、内博貴、中山優馬あたり。KinKi Kidsとタッキー&翼が「ジャニーさん枠」ともされる“中立枠”で、マッチさんや少年隊メンバーは、“超越枠”。「堂本剛が『イチゲンさん』(テレビ東京)に出てるから、キンキはジュリー寄り」とか、「セクゾンは、飯島寄りのジャニー班」とか、細かい違いはありそうだけど、大体こんな感じで把握している。
ところで、『TOKIOカケル』と同じ日に放送された『ザ少年倶楽部』(NHK BSプレミアム)では、Sexy Zoneの佐藤勝利が山PにBBQに連れていったもらった話をしていた。そのときの参加メンバーとして、Hey!Ssy!JUMPの山田や知念侑李、岡本圭人、さらにJr.の平野紫耀もいたと明かしていた。