「バージョンいくつ?」整形顔ヒロインが地雷!? パク・ソジュンに“開眼”する『魔女の恋愛』
T子 バブルから抜けきれてなくて、今ドキ感がない。そりゃアラフォーが「今」なわけないんだけど(笑)。そんな置いていかれた感が、結婚から取り残されたアラフォーの胸に刺さるのよ。
A美 仕事はできるのに、恋は不器用ですしね。
T子 「魔女」って普通、手練手管で男をたぶらかす悪女のイメージじゃない? でもこのドラマでは「冷血な女」って意味なんだよね。言葉がきつくてトゲがある、ま、ほんとは涙もろくて情に厚いんだけど。
A美 くまなくトレンドを押さえて、24時間自分磨きに余念のない美魔女とも違いますね。
T子 美魔女はやってられないってときは小洒落たバーにでも行くんだろうけど、ジヨンが行くのは親友がやってる地味なおでん屋。
A美 またその親友もいい感じにくたびれてますよね(笑)。
T子 綾瀬はるかや篠原涼子が演じた恋愛ご無沙汰な干物女にはリアリティがなかったけど、オム・ジョンファに「干物なんです」って言われたら、申し訳ないけど「でしょうね」って思っちゃう。
A美 ほんとだ、この人、恋のうわさを検索しても全然ヒットしない……。
T子 スキャンダルも悪いうわさも聞かないし、韓国ではめっぽう愛されてるのよ。もともとは一世を風靡した歌手で「韓国のマドンナ」って言われてたんだから。そんな彼女も46歳かー。正直きれいとは言えないけど、ハートが熱くて、涙もろい姐さんなの。
A美 愛嬌もありますよね。媚とか計算高さのない、女を感じさせないお茶目さ。ただ、彼女のことをよく知らなかったから、最初はあの整形顔がきつかったんですよねー。
T子 「今バージョンいくつ?」って思うよね。
A美 弟の俳優オム・テウンとも似てないし。原型が残ってるのは耳だけなんじゃ(笑)。
T子 力の抜き方を知らない女なのよ! 日本も韓国も今はナチュラル志向なのに、彼女はフルメイクを落とせない。やっぱり時代に取り残されてるんだわ。
A美 このドラマを楽しむカギはオム・ジョンファの顔に耐えられるかってことでいいですか?
T子 韓国の整形顔に慣れていない人には、とりあえず第4話まで我慢してほしい。そこさえ乗り越えれば、オトナの少女漫画として楽しめるから!
A美 パク・ソジュンにハマったから次は『金よ出てこい☆コンコン』を見ようかな~。
T子 韓国の原題まんまなんだけど、その打出の小槌みたいなタイトルどうにかならなかったのかね(笑)。韓国で放送中の新作『彼女は綺麗だった』も早く見たいわ~。またラブコメだって。
A美 しばらくはパク・ソジュン祭りですね!