「バラエティ進出」拡大中のHey!Say!JUMP&ジャニーズWEST、視聴率軍配はどっち?
TOKIO・松岡昌宏、KinKi Kids・堂本剛らが出演した『トーキョーライブ22時 ~ニチヨルまったり生放送中~』(テレビ東京)の“弟番組”を週替わりで担当しているHey!Say!JUMPとジャニーズWEST。Hey!Say!JUMPはV6や嵐ら先輩グループの近くでバラエティスキルを学び、ジャニーズWESTも関ジャニ∞の弟分的存在として関西方面のレギュラーを複数持つなど、テレビ番組の仕事が増加している。今回は関東地区で放送中のバラエティ番組をメインに、2015年10月末までの2組の状況を読み取ってみたい。
Hey!Say!JUMPはジャニーズWESTとともに昨年10月8日からスタートした『リトルトーキョーライブ~みんなで作るいっぱいいっぱい生放送~』(同、今年7月1日から『リトルトーキョーライフ』に改題)に出演。放送は水曜午後11時58分~午前0時45分で、視聴者の妄想シチュエーションを演じるコーナーがあり、生放送ならではのリアクションが見ものとなっていた。改題後の7月からは、さまざまな巷の疑問をHey!Say!JUMPとジャニーズWESTがカラダを張って検証するという番組になった。
■Hey!Say!JUMP『いただきハイジャンプ』『リトラ』ともに0.9~2%台に
『リトルトーキョーライブ』時代は今年に入ってからHey!Say!JUMPの出演回は1%台だったが、5月13日に2.0%(ビデオリサーチ調べ、 関東地区/以下同)、同27日は2.3%を獲得。改題後、初回の7月8日は2.0%で、視聴率が良かったのは日本全国のご当地グルメを検証した8月5日の2.5%。10月までに一番低かったのは世界の衝撃映像などの「ウソ・ホントを見極める」という10月28日の放送で、視聴率は0.9%だった。
また、Hey!Say!JUMPは7月8日からフジテレビ初の冠レギュラー番組『いただきハイジャンプ』がスタート。放送は水曜午前1時~2時台で、視聴率は単体の数字ではなく後番組を含めた「Wナイト」という括りになっているが、初回は1.9%、2回目は2.1%を記録。これまで0.9~2%台が定位置となっており、直近の10月14日・21日は1.3%だった。深夜のバラエティとはいえ、数字が安定しないと早い時間への昇格は厳しそうだ。
メンバーの有岡大貴&八乙女光は『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)の火曜レギュラーを務めており、10月12日~23日の月~金の数字と比較すると、13日は6.6%で同着2位(1位は12日の8.3%)、20日は6.2%で3位(1位は21日の7.3%)という結果に。八乙女、山田涼介、知念侑李が出演する日曜午前11時45分~午後12時45分放送の『スクール革命!』(同)は5~9%台を推移し、10月は7.5%(4日)、8.7%(11日)のほか、裏の『アッコにおまかせ!』(TBS系)が6.6%だった18日は『スクール革命!』が8.4%で時間帯民放トップに。