嵐『Japonism』、初日41万枚でまた前作超え!! 布袋寅泰も「鳥肌の連続」「貴重な経験」
嵐のアルバム『Japonism』が10月21日に発売され、オリコンデイリーアルバムランキングで1位を獲得。初日売り上げが約33.7万枚で自己最高を記録した前作『THE DIGITALIAN』(昨年10月発売)を上回り、初日から約41.3万枚を売り上げた。9月にはリーダー・大野智の熱愛報道で揺れた嵐だが、CD売り上げに悪影響はなかったようだ。
“和”をテーマとし、日本の素晴らしさを新しい解釈で表現したという『Japonism』。初回限定盤、通常盤、よいとこ盤の3形態で販売され、よいとこ盤には少年隊の「日本よいとこ摩訶不思議」のカバーやオリジナルトークトラック「アラジャポ・トーク」を収録。アルバムのリード曲「心の空」はミュージシャン・布袋寅泰が作詞・作曲・アレンジを手掛けたことでも話題となった。
「ファンからの反応は『良曲ばかり』『和がテーマになっていて新鮮』という声や、『和の曲は微妙』『似たような曲調ばかり』などとの不満もあり、感想は賛否両論です。一方、よいとこ盤の『アラジャポ・トーク』では『日本よいとこ摩訶不思議』のラップ部分に関してメンバーがそれぞれツッコむなど和気あいあいとしたトークが収録されており、『トークが楽しい』と好評のようです」(ジャニーズに詳しい記者)
同曲のミュージックビデオにも出演している布袋は、10月15日付のブログで楽曲制作に関する裏話を披露。ネット上の電話サービスを通じてミーティングするところからスタートしたといい、メンバーからもらった「外から見た日本」「和楽器をフューチャーしたダンス・ナンバー」「原点回帰」というコンセプトを元に曲を制作。スタジオでデモ(サンプル音源)を聞いてもらった際のエピソードとして、「大野さんが一言、『もっとギターが聴きたいです』と言ってくれたのが嬉しかったなぁ」と、つづった。
また、メンバーとの撮影については「PV撮影で5人と並んでパフォーマンスするのも鳥肌の連続でした。何と言っても彼らのダンスのキレは半端じゃない!」と称賛し、穏やかな相葉雅紀や二宮和也は音楽が流れると“野性のスイッチが入る”ことにも驚いたよう。最後には「とにかく、素晴らしく貴重な経験をさせていただきました。ありがとう!嵐のみんな」と、メンバーへ感謝のメッセージを送っていた。
そんな嵐は「オリ★スタ」(オリコン・ エンタテインメント)恒例企画の「音楽ファン2万人が選ぶ 好きなアーティストランキング」で6年連続6回目の総合1位に輝いたことが明らかに。CDセールスも前作を超えており、人気はまだまだ衰えていないようだ。
23日には『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)に出演。同局のHPなどでは「嵐が最新アルバムから、最新曲と少年隊のカバーをメドレーで披露!曲中にはバク転も!」と告知されており、「誰がバク転をするのか」とファンの注目が集まっている。こうしたPRで売り上げを伸ばすことができるのか、週間売り上げの結果にも期待したい。